2016年11月17日 11時10分

Source: NEC Corporation

NEC、アジア11ヶ所を結ぶ光海底ケーブル「APG」の引き渡しを完了

東京, 2016年11月17日 - (JCN Newswire) - NECは、日本~シンガポール間のアジア11ヶ所を結ぶ大容量光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway(APG)」の建設工事を完了し、日米アジアを代表する13社のコンソーシアムに引き渡しました。

光海底ケーブル「APG」ルート図


APGは、日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールを結ぶ全長約10,900㎞の光海底ケーブルで、毎秒100ギガビット(100Gbps)の最新の光波長多重伝送方式を採用しており、毎秒54テラビット(54Tbps)以上の伝送容量を有します。

コンソーシアムメンバーは、CAT社、China Mobile International社、China Telecom社、China Unicom社、Chunghwa Telecom社、KT社、LG Uplus社、NTT Communications社、StarHub社、Global Transit社、Viettel社、VNPT社を含む13社です。

APGの完成により急増するアジアのインターネット需要に対応できるのみならず、他のアジア域内海底ケーブルとの相互補完によりネットワークの冗長性が高められ、大容量・高信頼な通信を実現します。

NECは、過去40年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーで、地球6周分のべ25万kmを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有しています。また、陸上に設置する光伝送端局装置、光海底中継器や光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブルシステムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステムインテグレータとして提供しています。なお、日本で唯一、深海8,000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルを製造可能なNECの子会社である株式会社OCC(注)が、本ケーブルの製造を担当しています。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」を推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201611/20161117_01.html

(注)本社:神奈川県横浜市
代表取締役社長:都丸悦孝

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 海洋システム事業部
電話: (03)3456-5916

Source: NEC Corporation
セクター: メディア, IT

Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


NEC、SBTiからNet-Zero目標の認定を取得
2024年04月16日 14時00分
 
NEC、京王プラザホテルに顔認証チェックインを実現する「NEC スマートホスピタリティサービス」を提供
2023年08月09日 13時00分
 
富士通など、サイバーセキュリティの強化を目的に通信分野へのSBOM導入に向けた実証事業に着手
2023年08月01日 11時30分
 
NEC、磐田市と共同でアプリを活用して市民の健康づくりと地域活性化を目指す実証事業を開始
2023年07月31日 11時00分
 
NEC、企業と社会のサステナブルな成長を支えるESGの取り組みを公開
2023年07月14日 13時30分
 
NEC、沖縄本島と石垣島、宮古島と久米島を結ぶ光海底ケーブルの建設を完了
2023年07月13日 13時00分
 
東京電力・NEC・Hondaなど、分散型エネルギーリソースを活用した実証事業を開始
2023年07月12日 15時00分
 
NEDO・日本電気・富士通、ポスト5Gに向けた基地局装置間の相互接続性検証の大幅な効率化に成功
2023年07月12日 10時30分
 
NEC、国内IT業界で初めてとなるTNFDレポートを発行
2023年07月10日 11時00分
 
NEC、日本市場向け生成AIを開発・提供開始
2023年07月06日 15時00分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>