Bombardier、airBalticに最初のCS300航空機を納入

2016年11月30日 14時40分

Source: Bombardier Aerospace

- airBalticはC Seriesのうち大型機のローンチオペレーターに
- airBalticでは2016年12月14日に同機を就航予定
- CS300納入に先立って、今年初めにはCS100の就航に成功

モントリオール, 2016年11月30日 - (JCN Newswire) - Bombardier Commercial Aircraftは、最初のCS300航空機を、ローンチオペレーターでラトビアのフラッグキャリアのAir Baltic Corporation AS (airBaltic)に納入したことを、本日発表しました。CS300はBombardierの最新型C Series航空機の大型種で、旅客の定員は130～150人です。airBalticへの納入の5か月前には、C SeriesのCS100が無事就航しました。

「世界トップクラスの革新性と先進技術を誇る航空機ファミリーの最新機種、CS300航空機の初号機を受け取り、うれしく思います。」と、airBaltic最高経営責任者のMartin Gauss氏は述べました。「CS300航空機は同じセグメントの他の旅客機に比べて航続距離が長く、燃費が良く、騒音と排ガスが少ないため、airBalticは新路線を就航し、全ヨーロッパの人々をつなぎつつ、旅客の皆様に素晴らしい空の旅をお楽しみいただけます。

今回の納入達成にあたって、Bombardierのすべてのスタッフの皆様にお祝い申し上げます。皆様と協業したことを、私たちは誇りに感じています。」と、Gauss氏は付け加えました。

「先見的なビジョンをもつairBalticが、CS300航空機を世界で初めて運航する航空会社となったことを、お祝い申し上げます。また、パートナーシップと長年にわたるサポートに感謝するとともに、今後の成功をお祈り申し上げます。」と、Bombardier Commercial Aircraft社長のFred Cromerは述べました。「C Series航空機は100～150座席セグメントでもっとも先進的な技術を搭載した航空機として、どこの空を飛んでいてもBombardierを代表する大使であり、カナダのイノベーションと業績のシンボルです。」

「今回のCS300航空機の初納入は、主要なマイルストーンであり、何千人もの従業員、パートナー、サプライヤの皆様のたゆみない努力とコラボレーションの集大成です。皆様のC Series航空機プログラムへのコミットメントと、この日を実現するまでの根気強い努力は、賞賛に値します。」と、Bombardier Commercial Aircraft C Series航空機プログラムVPのRob Dewarは述べました。

「今回のように重要で象徴的な納入を受けることを誇らしく思います。C Series航空機の開発と産業化において、ケベック州の皆様がBombardierのパートナーとして活動する決定をしたことが賢明であったことが再確認されました。実際にBombardierによって、ケベック州の国内総生産は85億ドル増加しましたが、これは州経済の2%に相当します。同社はケベックの航空業界の重要な関係者であるだけでなく、ケベック経済全体に大きな副次効果を及ぼしています。」と、経済科学イノベーション大臣でデジタル戦略担当大臣のDominique Anglade氏は指摘しました。

初納入されたCS300航空機の初商業飛行は、2016年12月14日の予定で、リガからアムステルダムに旅客を運びます。

C Series航空機について

C Seriesは100～150座席市場セグメント向けに最適化された唯一の航空機ですので、その経済的優位性とパフォーマンスは非常に高く、単一通路型航空機の運航に新たな機会が生まれます。C Series航空機は、Bombardier Inc.のBombardier Commercial Aircraft部門の関連会社、C Series Aircraft Limited Partnershipによって製造されています。

C SeriesファミリーはCS100と、より大型のCS300航空機によって構成され、パフォーマンスと技術の融合を具現しています。その結果、100～150座席市場セグメントでは類のないパフォーマンスと経済性を提供し、乗客あたり18%コストを節減しますので、大型の単一通路型航空機を補完する機材候補として理想的です。航空会社は、今まで収益性低かった路線や、運航不可能だった路線に就航できます。デンバー、メキシコシティー、ラサなど気温と標高の高い空港における滑走距離の20%以上の改善も確認されました。

Bombardierによって、客室設計と柔軟性に、比類ない旅客エクスペリエンスを確実にお届けするという新たな基準が生まれました。同機の単通路客室に今までよりも大きな座席、頭上収納棚、および窓を使用していますので、ワイドボディ航空機のように非常に快適です。

CS100およびCS300航空機の部品の99%は共通しており、タイプレーティングも同じです。C Seriesは、画期的なPratt & Whitney PurePower(R) PW1500Gエンジンと、先進的な空気力学を活用して、燃費、騒音、排ガス量を低く抑えた地域社会にやさしい航空機です。

airBalticについて

airBaltic (AIR BALTIC CORPORATION)は、バルト海地域とヨーロッパ、中東、CISの60都市を結ぶ世界でもっとも時間に正確な航空会社です。同社は1995年に設立された合資会社で、主要株主はラトビア国政府です。

airBalticの機材は24機で、内訳はBoeing 737が12機、Bombardier Q400が12機です。airBalticはその卓越性、革新的サービス、事業再編の成果などで多くの国際的な賞を獲得しています。2012年にairBalticは、Airlinetrendsのランキングのイノベーション分野で世界トップ10に選ばれました。airBalticは、2014年と2015年の2年連続で世界でもっとも時刻通りの運航を達成しました。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界トップのメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2015年12月31日締め会計年度の売上高は、182億米ドルでした。ニュースと情報はbombardier.comをご覧いただくか、Twitter @Bombardierをフォローしてください。

編集者向け注記

- airBalticのCS300航空機と納入式典の写真は www.bombardier.com に本プレスリリースとともに掲載されます。
- C Series航空機について詳しくは、 http://news.commercialaircraft.bombardier.com をご覧ください。
- Bombardier Commercial Aircraftからの最新情報はTwitterで @BBD_Aircraft をフォローしてください。
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- Bombardier、CS100、CS300、CSeries、およびThe Evolution of MobilityはBombardier Inc.とその子会社の商標です。

Bryan Tucker
Bombardier Commercial Aircraft
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Source: Bombardier Aerospace