2016年12月19日 10時40分

Source: Showa Denko K.K.

昭和電工、半導体用高純度ガス事業で韓国での合弁会社設立を決定
半導体メモリの需要拡大に対応

東京, 2016年12月19日 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、韓国のSK マテリアルズ社(以下、SKM社)との間で、半導体の製造工程で使われる高純度ガスCH3F(モノフルオロメタン)の製造・販売を行う合弁会社を設立することで合意をしました。

CH3Fは半導体の製造工程において、窒化膜の微細加工(エッチング)に使用される特殊ガスです。主に微細化を必要としたNANDフラッシュ、DRAM等の半導体メモリの製造工程で使用されています。CH3Fは他のガスに比べて高選択比が得られるため、積層化が進んでいる3D NAND工程の立ち上げ等の影響で、需要が増加しています。

今般、当社は韓国SKグループの高純度ガス製造会社である SKM社と共同で会社を設立し、CH3Fの製造プラントを新設、販売を行うことについて、SKM社と基本合意に至りました。会社設立は17年2月、プラント建設完了は8月を予定しています。合弁会社設立後も両社共同の上、半導体・ディスプレイ用高純度ガスをさらに拡大する考えです。

当社の電子材料用高純度ガス事業は40年近い歴史を持ち、長年培ってきた精製・分析・品質管理技術において高い評価をいただいています。また当社はフッ素系・塩素系・臭素系・アンモニア系といった多様な高純度ガスを製造・販売する世界唯一の企業として、お客様の製造工程に最適なガスを提案いたします。

当社は、現在推進中の中期経営計画“Project 2020+”において、電子材料用高純度ガスを成長加速事業に位置づけております。当社は今後も、拡大する世界の電子材料市場に迅速に対応し、同事業の強化・拡大を図ってまいります。

<合弁会社の概要>
社名: SK 昭和電工株式会社
本社住所: 大韓民国 慶尚北道 栄州市
設立日: 2017年2月(予定)
資本金: 210億 韓国ウォン(予定)
出資比率: 昭和電工 49%、SK マテリアルズ 51%
事業内容: 高純度ガス(CH3F)の製造・販売

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sdk.co.jp/news/2016/15994.html

概要:昭和電工株式会社

詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先
昭和電工株式会社
広報室
03-5470-3235

Source: Showa Denko K.K.
セクター: エレクトロニクス, ビジネス

Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


昭和電工、2022年12月期第2四半期決算を発表
2022年08月04日 15時00分
 
昭和電工、業績予想の修正に関するお知らせ
2022年08月03日 15時00分
 
昭和電工、硫酸の国内販売価格改定を発表
2022年08月01日 11時30分
 
昭和電工、半導体用高純度ガス事業でSK Inc.と北米協業検討覚書を締結
2022年06月29日 13時00分
 
昭和電工、苛性ソーダおよび次亜塩素酸ソーダの国内販売価格改定を発表
2022年06月29日 11時30分
 
昭和電工とマイクロ波化学、使用済みプラスチックから基礎化学原料を直接製造するマイクロ波による新たなケミカルリサイクル技術の共同開発を開始
2022年06月28日 11時30分
 
昭和電工、グリシンの販売価格改定を発表
2022年06月17日 11時30分
 
昭和電工、2022年7月1日付人事を発表
2022年06月16日 15時00分
 
昭和電工、会社分割(簡易吸収分割)の検討開始に関するお知らせ
2022年05月26日 15時00分
 
昭和電工、臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ
2022年05月26日 15時00分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>