2017年04月19日 12時10分

Source: NEC Corporation

NEC、瞬電・停電対策や多様な設置環境に対応したUPS内蔵型のスリムサーバを発売

M.2 SATA SSD対応で、データ保管領域拡大やOS起動の高速化も可能

東京, 2017年04月19日 - (JCN Newswire) - NECは、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、スリムサーバ「Express5800/T110i-S」を本日から発売します。

新製品では、100Wの出力で7分半(注1)の電源供給が可能なUPS内蔵モデル(注2)を提供します。通常は外付けとなるUPSをわずか98mm幅のサーバ本体に内蔵するためコンパクトに設置でき、瞬電時のサーバの継続動作や停電時の安全なシャットダウンが可能です。また、新たにM.2(エム・ドット・ツー) SATA SSD(注3)に対応し、データ保管領域の拡大やOS起動/シャットダウンの高速化が可能です。さらに、環境湿度の対応範囲を拡大し、より多様な設置環境に対応しました。

なお、インテル社の最新CPUや高い転送速度を実現するメモリに対応するなど基本性能を向上した、1Wayサーバ3機種も同時に販売開始します。

NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、これらの新製品を拡販することで、企業や団体の情報基盤の安心で安全な利用を支援します。

背景

店舗や学校、医療、製造などの現場業務に利用される小型のサーバは、一般的なサーバルームのように空調・塵埃などの管理が十分になされていない場所や利用者の近くに設置されることが多く、NECのスリムサーバでは高温/防塵対応、水冷式冷却システムによる静音化などの対応をしてきました。
このような設置環境では、非常用の電源設備として自家発電装置やUPS(無停電電源装置)などが用意されていないことも多く、落雷や電源設備異常などによる偶発的な瞬電、停電によりサーバへの電力供給が遮断された場合、作業中のデータの消失や、ハードウェアの故障につながることがあります。
新製品のスリムサーバ「Express5800/T110i-S」では、シャットダウン処理中の電力供給が可能なUPS内蔵モデルを提供し、これまで導入・維持管理コストや設置スペースといった課題のため、外付けのUPSを導入できていなかったユーザのニーズに応えます。
また、限られた電力供給時間の中で、システムのシャットダウン時間を短縮し安全に停止するため、OSの起動/シャットダウン時間を高速化する、M.2 SATA SSDを合わせて提供開始します。

価格および出荷開始日

種別: 製品名/価格(税別)/出荷開始日
スリムサーバ: Express5800/T110i-S/187,000円~/4月26日
スリムサーバ(UPS内蔵モデル): Express5800/T110i-S/226,000円~/4月26日
タワーサーバ:
- Express5800/T110i/209,000円~/4月26日
- Express5800/GT110i/111,000円~/4月26日
ラックサーバ: Express5800/R110i-1/258,000円~/4月26日

新製品の特長

1. 内蔵バッテリーモジュールにより、予期せぬ瞬電や停電に対応

新製品では、内蔵バッテリーモジュールを標準搭載したUPS内蔵モデルを提供します。100Wの出力で7分半の電源供給が行え、瞬電時のサーバの継続動作や停電時の安全なシャットダウンが可能です。その他、以下の特長を有しています。

- 省スペースな98mm幅のスリムサーバにバッテリーを内蔵し、外付け型のUPSを設置する場合と比べて設置スペースを約1/2に削減(注4)。机上や足元などにコンパクトに設置可能。
- サーバ内蔵型のため、管理ソフトウェアのインストールや設定作業などが不要。サーバ標準搭載のマネジメントチップ「EXPRESSSCOPE(R)エンジン3」により、OS環境に依存せずバッテリーの状態確認や設定変更が可能。
- 長寿命のニッケル水素電池を採用し、5年間交換が不要(注5)。

2. M.2 SATA SSDにより、データ保管領域の拡大やOS起動の高速化が可能

新製品では、OSの格納先としてM.2 SATA SSDオプションを提供します。OSをM.2 SATA SSDに格納することで、通常のHDD/SSDスロットを全てデータ領域として利用できるため、画像管理・解析やデータベースなど多くのストレージ領域が必要な用途で有効です。また、HDDに比べOS起動/シャットダウン時間を最大で1/3に短縮可能で(注6)、UPS内蔵モデルにおける限られた電力供給時間の中でのシャットダウン時間の短縮や、学校や店舗などで毎日サーバをON/OFF運用しているケースに適しています。
さらに、RAIDによるデータの二重化や寿命監視に対応し、安全にデータ保管が可能です。

3. 幅広い温湿度対応など多様な設置環境に対応可能

新製品では、対応可能な環境湿度を従来の20~80%から10~85%に拡大しました。環境温度は5~48度(注7)に対応しており、多様な設置環境で利用可能です。また、水冷式冷却システムを搭載した水冷モデルは、CPU冷却ファンの削減により、静音化や塵埃の吸い込み/巻き上げの抑制に有効です。さらに、オプションの防塵フィルタによる塵埃の吸い込み防止や、目詰まり検出センサによる適切なタイミングでのフィルタ交換も可能です。

なお、インテル社の最新CPU「インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E3-1200v6製品ファミリー」や転送速度を向上した「DDR4-2400 UDIMM」に対応した3機種(Express5800/T110i, Express5800/GT110i, Express5800/R110i-1)も同時に販売開始いたします。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201704/20170419_01.html

(注1)100W構成の例:インテル(R) Xeon(R) E3-1220v6 プロセッサー, 8GBメモリ, RAIDコントローラ, 3x 300GB SAS HDD(10,000回転)。
(注2)UPS内蔵は空冷モデルのみ可能。
(注3)M.2は小型の拡張カードのインターフェース規格。今回エントリー向けであるSATA対応のSSDを採用。5月30日販売開始予定。
(注4)タワー型500VA UPSとスリムサーバを合わせて設置した場合との比較。NEC調べ。
(注5)30度環境で使用の場合。30度を超える環境で使用する場合は、バッテリーの劣化状況に応じて交換が必要。
(注6)NEC調べ。
(注7)40度を超える環境温度で運用する場合、高温環境対応オプションが必要。内蔵バッテリーモジュールと排他搭載。

新製品について
URL: http://jpn.nec.com/express/

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC ファーストコンタクトセンター
TEL: 03-3455-5800

Source: NEC Corporation
セクター: メディア, ITエンタープライズ

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