2017年05月23日 10時50分

Source: Crocus Technology

NXP、Crocusの高度TMRセンサのライセンスを取得
NXPは、自動車アプリケーションのインテリジェントセンサソリューションに、Crocus Technology TMR磁気センサを活用

SANTA CLARA, CA, 2017年05月23日 - (JCN Newswire) - TMR磁気センサ技術および組込みMRAMの大手開発会社、Crocus Technologyは本日、自動車半導体ソリューションのグローバル大手のNXP Semiconductorsに、高度磁気TMR技術のライセンスを付与したことを発表しました。TMRは、パワーステアリングや電子式スロットル制御(ETC)などの次世代アプリケーションの実現に役立ちます。

モビリティの自立性が高まる中、インテリジェントセンサや効率向上のニーズも高まっています。Crocus TMR磁気センサ技術は、さまざまな自立アプリケーションに設計ベース、柔軟性および汎用性を提供します。CMOSフレンドリな統合によって、大量生産に適しています。

Crocus高度センサ技術を活用してNXPは、自動車アプリケーションの感度、パフォーマンス、集積度などを向上し、消費電力を節約できます。Crocusは、さまざまな用途に対応する実用性の高い堅牢な技術をNXPに提供することによって、これを実現します。

「業界では、エネルギー/燃料効率の向上、自動運転車、高い接続性などのニーズが高まっていますので、TMR磁気センサがスマート機能の開発に果たす役割はますます重要になるでしょう。」と、NXP磁気センサVPのStephan zur Verthは述べました。「Crocus Technologyと協業して、今後数年間の自動車システムの進歩に役立つ次世代センサ技術を開発することを光栄に思います。」

「Crocusが、TMRセンサ技術ロードマップの次の主要マイルストーンに達したことを、うれしく思います。」と、Crocus Technology販売マーケティング最高責任者のZack Deiriは述べました。「今回のNXPとのライセンス契約は、次世代センサソリューションの実現をともに目指す強力なパートナーを得て、自動車市場に参入する道が開けたことを意味します。」

CrocusのTMR技術はCMOSベースの堅牢な磁気技術で、モノリシック構造のICの製造において、感度、パフォーマンス、消費電力、サイズ、CMOSとの完全統合などの重要な長所があります。CrocusのTMRソリューションは、IoT、家電、自動車、産業機器などさまざまなアプリケーションに適しています。

Crocusにとって今回の契約は、世界トップクラスの半導体サプライヤが自動車製品オファリングを拡張するために、同社のTMRセンサ技術を採用し、その技術ポートフォリオの戦略的価値の高さを実証したという意味があります。

Crocus Technologyについて

Crocus Technologyは、特許取得済みTMR型センサ技術、Magnetic Logic Unit(TM) (MLU(TM))をベースにした磁気センサや組込みメモリソリューションを開発し、供給しています。Crocusの磁気センサを使用することによって、高感度、安定した温度性能、省電、低コストなどを必要とする低電力産業用および家電アプリケーションに大きな優位性が生まれます。MLUはまた、家電向けの組込みメモリソリューションの高速化、省電力、耐性強化を実現します。Crocusの本社は米国カリフォルニア州サンタクララにあり、フランスのグルノーブルにあります。詳しい情報については、 http://www.crocus-technology.com をご覧ください。

詳しくは、下記にお問い合わせください。
Austin Edgington
メール: austin@austinedgecomms.com
米国電話: +1-650-245-0166

Source: Crocus Technology


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