2017年09月14日 10時00分

Source: Bombardier Aerospace

Bombardier Commercial Aircraftの新しい市場20年予測(2017~2036年)によれば、60~150座席セグメントで堅調な機会

モントリオール, 2017年09月14日 - (JCN Newswire) - Bombardier Commercial Aircraftは本日、60~150座席セグメントの市場20年予測をリリースしました。新しい2017~2036年市場予測によれば、60~150座席セグメントは、さらなる成長や市場ペネトレーションと航空会社の収益性向上などの牽引材料となるでしょう。

「弊社は今後の市場が堅調であると予測しています。」と、Bombardier Commercial Aircraft社長のFred Cromerは述べました。「弊社は60~150座席セグメントのすべてのビジネスモデルのためのソリューションを持つ唯一のメーカーであり、今回の市場予測で概説されている素晴らしい機会から価値を得る体制ができています。」

弊社の予測では、総合的な市場ダイナミクスを示す他に、航空会社のアセットの評価方法をどのように変化しているかについても注目しています。」と、Cromerは付け加えました。「航空会社は、路線や機材の最適化戦略の主な評価方法を、『コスト』から『収益』に移行しつつあります。このような最先端の考え方によって、収益を最大化する適切なサイズの航空機に投資する航空会社が増えています。」

市場全体は12,550機と予測されており、2017年の定価に基づいて計算すると8200億米ドルに相当します。100~150座席セグメントは売上の70%の6,800機を占め、5800億米ドルに相当します。次に多いのが60~100座席で5,750機、2400億米ドルが納入される見込みです。

近年は大型機が採用される傾向がありましたが、今後の航空会社はそれよりも小型の航空機に関心を寄せるでしょう。今回の新しい市場予測の結果のいくつかでは、売上の伸びが収益計算式の一部にすぎず、従来のように大型機の座席当たりのコストを削減しても必ずしも航空会社の収益が向上しない事実を図示しています。旅客ひとり当たりの収益でなく、座席当たりのコストを重視すると、航空会社の収益が下がるだけでなく、旅客エクスペリエンスも劣化します。

いくつかの地域では、大幅な割引をしてもサイズの大きすぎる航空機は満席にならず、フライトのオーバーブッキングは旅客を怒らせることになります。利益貢献度の基準は、路線全体から旅客ひとり当たりへと移行するでしょう。航空会社は旅客ひとり当たりの収益性向上を目標にして、市場の需要に基づいて適切なサイズの航空機に投資し始めています。

予測によれば、小型リージョナル航空機(20~60座席)セグメントの衰退の波及効果で、アップグレードが進むでしょう。大型リージョナル航空機(60~100座席)は今後も短距離(最大500 nm/926 km)路線で大半を占め、小型単一通路型航空機(100~150座席)は短中距離セクターの直行便で増加する見込みですので、航空会社は新路線や旅客の少ない路線で収益を上げることができるでしょう。予測ではこのセグメントの現行機材の86%は、2036年までに引退する見込みです。

北米とヨーロッパでは、大型機の市場でも新規購入が続くでしょう。両地域を合わせて5,700機(46%)が納入される予定です。

この予測では世界の地域を、北米、ヨーロッパ、大中華圏、東アジアおよびオセアニア、ラテンアメリカ(メキシコを含む)、ロシアおよびCIS、アフリカ、南アジア、中東の9つに分けています。アジア太平洋地域では経済成長を反映して大型リージョナル航空機に堅調な需要があり、ヨーロッパと北米は更新の需要があるでしょう。小型単一通路型航空機セグメントの主な市場は、北米、ヨーロッパおよび大中華圏です。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界トップのメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2016年12月31日締め会計年度の売上高は、163億米ドルでした。ニュースと情報は www.bombardier.com をご覧いただくか、Twitter @Bombardierをフォローしてください。

編集者向け注記
- Bombardier Commercial Aircraftの2017~2036年市場予測はオンラインでnews.commercialaircraft.bombardier.com/forecastからご覧いただけます。
- Bombardier Commercial Aircraftからの最新ニュースと情報はTwitterで @BBD_Aircraftをフォローしてください。
- プレスリリースを受信するには、BombardierウェブサイトのRSS Feedセクションをご覧ください。 http://www.bombardier.com/en/toolbar/rss.html
- BombardierおよびThe Evolution of Mobility は、Bombardier Inc.とその子会社の商標です。

お問い合わせ情報
お問い合わせ先:
Bryan Tucker
Bombardier Commercial Aircraft
メディア関係および広報部長
+1-450-476-5907
bryan.bca.tucker@aero.bombardier.com
www.bombardier.com

Source: Bombardier Aerospace
セクター: 航空

Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


ボンバルディアが、最大18機のGlobal 6500およびGlobal 7500の航空機に関してHK Bellawings Jet Limitedとの間で仮取り決め書に署名
2018年05月31日 10時00分
 
ボンバルディアのGlobal 7500航空機が期待を上回る性能を発揮する中、同社の旗艦となるビジネスジェットの名称もGlobal 7500に変わります
2018年05月30日 10時00分
 
airBalticが最大60機のボンバルディアCS300航空機を発注
2018年05月29日 17時00分
 
ボンバルディアが、Global 5500とGlobal 6500 航空機の立ち上げにより、同社のビジネスジェットのグローバルファミリーを拡大
2018年05月29日 09時30分
 
Angolan Consortiumが、6機のボンバルディアQ400の正式購入契約に調印
2018年05月07日 17時00分
 
ボンバルディアが、アメリカン航空と15機のCRJ900航空機の正式契約を締結
2018年05月04日 17時00分
 
エチオピア航空が10機のQ400航空機の正式購入契約に署名
2018年04月30日 12時00分
 
ボンバルディアがグローバル 7000航空機で航続距離が7,700海里に延長したことを発表、ビジネストラベルの新たな可能性を開く
2018年04月17日 14時00分
 
ボンバルディア、アジア太平洋地域で2036年までに航空機2,050機の新規納品を予測
2018年02月08日 09時30分
 
シンガポール航空ショーでボンバルディアが、アジア太平洋地域における強い存在感を示す
2018年02月02日 09時00分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>