TOPページ
|
英語
日本語
|
CONNECT WITH US:
ホーム
JCNについて
サービス
お問い合わせ
会員企業ログイン
*
ホーム
プレスリリース
2017年10月03日 13時30分
Source:
Toyota Motor Corporation
旭硝子とトヨタ自動車、ショールーム用ガラス構造の省エネ技術「上吊型ダブルスキンシステム」を共同開発
軽量でフレキシブルに開閉ができ、省エネ効果が高い新型ガラスシステム
豊田, 2017年10月03日 - (JCN Newswire) - 旭硝子株式会社(以下、AGC旭硝子)とトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、ショールームなど建物のガラス構造において、気象条件に合わせてフレキシブルに開閉ができ、省エネ効果を高めるガラス「上吊型ダブルスキンシステム」の共同開発を開始しました。今後、製品仕様の決定、性能及び安全性の確認を行い、自動車販売会社のショールームやオフィスビルなどを対象に2018年春からの発売を目指します。
自動車販売会社のショールームや近年のオフィスビルでは、大サイズのガラスを多用しており、夏季の冷房負荷の削減が重要課題となっています。これまでは、夏季の暑さ対策としてロールスクリーンや遮熱フィルムを導入していましたが、ロールスクリーンは、日射しの遮蔽が十分ではなく、閉めた時の視認性が低下するなどの問題がありました。
トヨタは、人とクルマと自然が共生する社会を目指して2015年に「トヨタ環境チャレンジ2050」を策定するなど自動車はもとより生産工場や関連施設でのCO2排出量削減に向けた様々な取り組みを行う中で、“自動車ショールーム用開閉型簡易ダブルスキン”や“中小規模オフィス用局所分散型ダブルスキン”を開発・商品化してきました。
そしてこのほどトヨタが、省エネ用リフォームガラス製品で実績を持つAGC旭硝子に、さらに環境負荷を低減する新しいダブルスキンの商品化構想を提案し、今回の共同開発に至りました。
「上吊型ダブルスキンシステム」の特長は、下記のとおりです。
1. 高い空調負荷削減効果
- AGC旭硝子が自動車用ガラスとして開発した遮熱性能の高い「クールベール®」(IR&UVカットガラス)を採用。
- 冷房時は、外壁のガラスと当製品の間の熱気をファンで排気することで冷房効率を向上。暖房時は、ダブルスキンの効果で流出する熱が減少。
2. 二段構成
- 上部には、より高い遮光・遮熱のためのシートなどを採用。下部には、視認性・遮熱性を考慮した「クールベール(R)」を採用。
- 組み合わせにより、高い天井への対応が可能。
3. 大幅な軽量化・設置費用削減
- 下部パネルに薄板ガラスを使用し軽量化を実現。軽量化の目標は、従来のダブルスキンシステムに比べ約1/5。
- 設置工事費用を大幅に削減可能。
4. フレキシブルに開閉可能
- 必要のない場合には、カーテンのように収納が可能。
ご参考
ダブルスキンシステムについて
室内の遮熱性能を高めるため、建物外壁をガラスで覆う建築手法。2層のガラススキンと中間層(キャビティ)から構成され、キャビティ内に多くの熱を吸収させて、外気導入により溜まった熱を排気。
クールベール(R)について
自動車のフロントガラス(合わせガラス)用で、中間膜に中赤外線※1(IR)カット剤を練り込み、太陽光線において人体に最もジリジリ感※2を感じさせる赤外線波長領域を約90%以上カット。さらに、日焼け・シミを引き起こすと言われている紫外線(UV)を約99%カットするガラス。
※1 中赤外線とは「波長が1500-2200mmの光」とAGC旭硝子にて定義したものです。
※2 ジリジリ感の評価はAGC旭硝子の研究・評価結果によるものです。
薄板ガラスについて
板ガラスなど広く一般的に使われているソーダ石灰ガラスよりも高い強度があり、薄くしても割れにくいのが特長。一般建築用途の他、太陽電池や照明機器などの軽量化に貢献する化学強化ガラス。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/mail/18913114
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は
http://toyota.jp/
をご覧ください。
Source: Toyota Motor Corporation
セクター: 自動車
Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.
関連プレスリリース
トヨタ、2023年度 販売・生産・輸出実績を発表
2024年04月25日 16時16分
トヨタ・モビリティ基金、「自転車事故削減に向けた新たな官民連携のあり方」に関するシンポジウムを開催
2024年04月24日 14時00分
ランドクルーザー、新型車"250"シリーズを発売
2024年04月18日 15時00分
トヨタの新スポーツメディア「トヨタイムズスポーツ」始まる
2024年04月17日 15時00分
トヨタ自動車、オートモビルカウンシル2024に出展
2024年03月21日 14時45分
トヨタ・モビリティ基金、沖縄県警察本部と連携し、警察の事故データと車両データの融合により事故の未然防止に取り組む手法を開発
2024年03月18日 14時00分
トヨタ・モビリティ基金、北米のイノベーション推進組織とともに、全ての人の移動に向け取り組むイノベーター、起業家を支援するプログラム「Mobility Unlimited Hub」を開始
2024年03月08日 10時00分
トヨタ自動車、車載用電池の量産体制を強化
2024年03月05日 17時00分
「バイクの未来を水素で守る!」をテーマに第51回東京モーターサイクルショーに水素燃料エンジン車「HySE-X1」を出展
2024年03月05日 13時00分
ダイムラートラック、三菱ふそう、日野およびトヨタの基本合意書に基づく協業の進捗
2024年02月29日 16時00分
もっと見る >>
新着プレスリリース
トヨタ、2023年度 販売・生産・輸出実績を発表
2024年04月25日 16時16分
《"株のアルゴリズム取引"を個人投資家も実現可能に!》 株の自動売買アプリ「Trade Stand(トレスタ)」が 大幅アップデートを発表
2024年04月25日 12時00分
三菱重工、タイの超大型複合火力発電所プロジェクトでM701JAC形GTCCの7系列目が運転開始
2024年04月24日 14時30分
トヨタ・モビリティ基金、「自転車事故削減に向けた新たな官民連携のあり方」に関するシンポジウムを開催
2024年04月24日 14時00分
Honda、新型SUV「WR-V」受注状況について
2024年04月24日 10時00分
三菱みなとみらい技術館に「空・宇宙ゾーン」を新設、リニューアルオープン
2024年04月24日 10時00分
China Medical System: New Drug Application of Desidustat Tablets Accepted in China
2024年04月23日 23時06分
「富士通SX調査レポート2024」を公開、サステナビリティ経営成功のカギはデータ利活用
2024年04月23日 10時00分
富士通、世界初 形式の異なる企業のデジタルアイデンティティー証明書を変換する技術を開発し欧州データスペースへの接続実証に成功
2024年04月19日 10時00分
ランドクルーザー、新型車"250"シリーズを発売
2024年04月18日 15時00分
Honda、「N-VAN」を一部改良し発売
2024年04月18日 15時00分
三菱重工と日本ガイシ、アンモニア分解ガスからの膜分離水素精製システムを共同開発
2024年04月18日 14時00分
PAREMINAが革新的な抗老化ソリューションを携えて、Beautyworld Tokyo 2024でアジア初上陸を発表
2024年04月18日 13時45分
富士通とオラクル、日本市場におけるデータ主権要件に対応するソブリンクラウドの提供に向け戦略的協業
2024年04月18日 11時00分
トヨタの新スポーツメディア「トヨタイムズスポーツ」始まる
2024年04月17日 15時00分
Microex Launches Web3.0 Financial Trading Solution - Pioneering Innovation in Financial Technology
2024年04月17日 15時00分
エーザイ、抗てんかん剤「フィコンパ(R)」の注射剤を新発売
2024年04月17日 10時00分
LEXUS、ミラノデザインウィーク2024に出展
2024年04月16日 18時00分
三菱商事、米国ルイジアナ州におけるDACプロジェクトへの参画について
2024年04月16日 14時00分
NEC、SBTiからNet-Zero目標の認定を取得
2024年04月16日 14時00分
もっと見る >>