2019年08月07日 13時00分

愛知県豊田市と地方創生連携協定締結 「Cloud ON とよた」プロジェクト発足

東京, 2019年08月07日 - (JCN Newswire) - 2019年8月7日(水)、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:山崎雅人)は、全国の市町村と IT 企業が連携協定を結び、IT サービスを活用して地方創生を推進するプロジェクト「Cloud ON(クラウドオン)」の第二弾である「Cloud ON とよた」を発足し、愛知県豊田市(市長:太田稔彦)と連携協定を締結しました。

「Cloud ON とよた」では、豊田市とKDDIウェブコミュニケーションズが連携し、豊田市内の中小個人事業主や生産者などを対象に、抱える課題に最適な支援をITを通じて行うことで地方創生を推進していきます。

連携協定締結に先行し、農業分野で取り組みを実施しています。稲作農家とネギ農家を対象に、時間的負担や精神的負担を減少させることを目的とし、センサーが変化を検知し電話及びSMSで通知する「農作業支援通知IoTてるちゃん」の実証実験を行っています。

稲作農家では水田の水量の増減を把握するために水田に水位センサーを設置し、変化を検知すると電話で通知します。ネギ農家では苗の土壌水分量の変化をセンサーで検知し、水分量が少なくなった場合、電話及びSMSにて通知します。

「農作業支援通知IoTてるちゃん」は計測するセンサーを変更することで、温度・湿度・照度など、さまざまな状況変化に対応できるため、今後は他の農作物での検証も検討しています。

さらに、農作物の販売面での支援として、従来のインターネット上でのネットショップ販売でなく「地域支援型農業(CSA)」などの新規手法を含むそれぞれの農作物に適した販路拡大支援を検討し、実施していく予定です。

また、その他の地域の課題にも柔軟に対応していきます。

「Cloud ON とよた」では、将来的に農業分野だけでなく、観光や商業など産業分野全般に拡大し地方創生プロジェクトを推進していきます。

◆農作業支援通知IoTてるちゃんとは
センサーが変化を検知し、携帯電話に通知する農業IoTです。通知の仕組みはとてもシンプルです。例えば水田の場合、水田の水位をセンサーにより検知し、設定値を超えるとクラウド電話APIサービスTwilio(トゥイリオ)により、利用者の携帯電話に電話で通知します。また気になるタイミングでシステム側に電話をかけることによりリアルタイムで水量の値を知ることも可能です。計測するセンサーを変更することで、温度・湿度・照度など、さまざまな事象に対応することが可能です。

◆ 地方創生プロジェクト「Cloud ON(クラウドオン)」とは
全国の市町村と IT 企業が連携協定を結び、IT サービスを活用して地方創生を推進するプロジェクトです。第一弾は、沖縄県の市町村とIT関連企業が連携協定を結び、ITサービスを活用して地方創生を推進する「Cloud ON OKINAWA」を行っています。「Cloud ON OKINAWA」の参画市町は、石垣市、糸満市、沖縄市、竹富町、宮古島市の5市町。参画企業は、KDDIウェブコミュニケーションズ、沖縄セルラー電話、CAMPFIRE、Square、freee、FROGS、BASE、ライフイズテック、ラクスルの9社です。2017年4月の発足以来、宮古島市内の高校生が市役所職員の名刺デザインを行う「宮古島市名刺デザインコンテスト」や、糸満市で照度・温度を電話及びSMSで通知する「農作業支援通知IoTてるちゃん」の実証実験などの取り組みをしています。
https://www.cloudon.okinawa/

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.kddi-webcommunications.co.jp/news/press/20190807.html

概要:KDDI

詳細は www.kddi.com をご参照ください。


セクター: 通信, セキュリティ, モバイル

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