2019年12月02日 17時00分

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.

三菱日立パワーシステムズ、スペイン・マドリッドで開催の「COP25」JAPANパビリオンに出展
クリーンな水素燃料発電技術を紹介

東京, 2019年12月02日 - (JCN Newswire) - 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、スペインのマドリッドで開催される国際連合「気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)(注1)」の併催イベントである、「JAPANパビリオン」に出展します。

本イベントは、日本の最先端環境技術を世界に紹介するもので、2019年12月2日(月)から13日(金)までの2週間にわたって開催されます。当社は模型展示にて、水素を燃料とするクリーンな発電技術(水素ガスタービンおよび燃料電池)を紹介します。

水素ガスタービンは、3E+S(注2)の維持、水素社会実現に向けたエネルギーの脱・低炭素化、および地球環境保全に貢献する最先端のクリーン発電技術です。従来の燃料である天然ガスを水素に置き換えることで燃焼後は水分のみが発生するため、温室効果ガスの排出を削減できます。当社は、すでに30%の水素と70%の天然ガスを混焼する大型ガスタービン技術を確立しており、オランダで2025年に運転開始が予定されている44万kWの天然ガス焚きガスタービンの100%水素焚きへの転換プロジェクトに取り組んでいます。

また、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)は、発電効率が高く、CO2排出量も少ないことから、分散型電源・コージェネレーション(熱電併給)システムの有力な選択肢とされている技術です。当社が販売しているSOFCとマイクロガスタービン(MGT)の組み合わせによるハイブリッドシステム「MEGAMIE(メガミ―)」は、三菱地所株式会社の丸の内ビルディングで本年3月から商用運転され、電力と熱を供給しています。

MHPSは、今回のようなイベントを通じて水素利活用に向けた需要を喚起し、水素の供給・輸送・貯蔵に関する国際的な水素サプライチェーン構築を牽引することにより、水素社会の実現による気候変動の緩和に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mhps.com/jp/news/20191202-1.html

概要:三菱重工業株式会社

詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.
セクター: エネルギー

Copyright ©2025 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


NTTと三菱重工、大気の影響が強い環境下でのレーザ無線給電で世界最高効率を達成
2025年09月17日 16時00分
 
三菱重工、バイオエタノール膜分離脱水システム開発のパイロットプラントで所期性能達成
2025年09月12日 11時50分
 
三菱造船、独立行政法人国立高等専門学校機構富山高等専門学校殿向け練習船の命名・進水式一般見学募集開始
2025年09月10日 11時30分
 
三菱重工グループ、外来植物駆除のボランティア活動を秋田県藤里町で展開
2025年09月09日 12時00分
 
三菱ロジスネクスト、「国際物流総合展2025第4回INNOVATION EXPO」に出展
2025年08月27日 11時30分
 
三菱重工サーマルシステムズ、ニュージーランドの「People's Choice Award」を受賞
2025年08月07日 11時45分
 
三菱重工、豪州次期汎用フリゲートの共同開発・生産について発表
2025年08月05日 15時00分
 
三菱重工、開発中の無人機による災害発生時の救援物資輸送を実証
2025年07月31日 12時30分
 
三菱重工、シンガポール「センカン・プンゴルLRT」向け新車両が営業運転を開始
2025年07月16日 14時40分
 
三菱重工、北海道電力苫東厚真発電所向け国内最大規模のCO₂回収設備の基本設計を受注
2025年07月07日 11時30分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>