2019年12月18日 17時00分

Source: Showa Denko K.K.

昭和電工:日立化成株式会社株式に対する公開買付けの開始予定について

東京, 2019年12月18日 - (JCN Newswire) - 当社の完全子会社である HC ホールディングス株式会社は日立化成株式会社の普通株式を金融商品取引法による公開買付けにより取得することを決定し、「日立化成株式会社株式(証券コード 4217)に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ」として開示いたしました。本件の概略につきまして、下記のとおりお知らせします。

1.本公開買付けの概要
(1)本公開買付者:HC ホールディングス株式会社(本公開買付けのために当社が設立した特別目的会社)
(2)本公開買付けの対象者:日立化成株式会社
(3)買付けを行う株券等の種類:普通株式
(4)買付け等の価格:普通株式1株につき金 4,630 円
(5)買付予定の株券等の数:
- 買付予定数:208,219,903 株
- 買付予定数の下限:138,813,300 株(66.67%)
- 買付予定数の上限:設定しておりません
(6)買付代金(「買付予定数」に「買付け等の価格」を乗じた金額):964,058,150,890 円(予定)
(7)日程等
2020 年2月頃には本公開買付けを開始することを目指しております(但し、国内外の競争法その他の法令等に基づく手続等の完了後速やかに本公開買付けを開始することを予定しておりますが、当該手続等に要する期間を正確に予想することは困難であるため、本公開買付けの日程につきましては、決定次第速やかにお知らせいたします)。
(8)公開買付期間:20 営業日(予定)
(9)買付けに係る決済に要する資金の調達予定:
当社における株式希薄化による資本効率性低下の回避と財務健全性の維持を考慮した調達を行う方針。具体的に本公開買付者の調達予定は下記のとおり
- 当社による普通株の出資(当社はその必要となる資金をみずほ銀行からの借入により調達する予定。尚、当社は新株発行を伴う資金調達は予定せず)
- みずほ銀行からの借入
- みずほ銀行による A 種優先株式の出資
- 日本政策投資銀行による A 種優先株式の出資

2.日立化成の概要
(1)名称:日立化成株式会社
(2)設立年月日:1962 年 10 月 10 日
(3)所在地:東京都千代田区丸の内一丁目9番2号
(4)代表者の役職・氏名:執行役社長兼CEO 丸山 寿
(5)資本金:15,454,363 千円(2019 年9月 30 日現在)
(6)事業内容:機能材料及び先端部品・システムの製造・加工及び販売

3.本公開買付けの目的・意義
当社グループは、経営理念として「すべてのステークホルダーを満足させる」ことを Mission(使命・存在意義)とし、Vision(目指す姿)を「個性派企業」と定め、デジタル化社会の進展、自動車の軽量化・複合材料の普及、生活の質の向上、特殊半導体の拡大など、お客様が対面する市場や社会構造の変化を先読みし、「製造業を超えたソリューション提供カンパニー」へとビジネスモデルの革新を追求しています。

ここで、当社が目指す「個性派企業」とは、収益性と安定性を高レベルで維持できる個性派企業の連合体であり、「個性派事業」は当社にとって適正な市場規模でグローバルトップシェアを獲得できる事業と定義しております。当社は電子材料用高純度ガスやハードディスク、さらには黒鉛電極など、既に特色ある個性派事業を有しており、世界的にもユニークな事業ポートフォリオとなっております。2019 年よりスタートした3か年の中期経営計画“The TOP 2021”においては、新たな個性派事業群の確立に取り組み、2025 年には少なくとも半数以上を「個性派事業」とすることを中期的な経営目標としております。

一方、日立化成株式会社は、同社の技術的な強みが発揮できる4つの注力事業領域(情報通信、モビリティ、エネルギー、ライフサイエンス)において、同社が有する有機・無機化学双方に関する材料技術のほか、プロセス技術、評価技術をベースとし、顧客の課題を解決しうる最適なソリューションを提供する「グローバルトップクラスの高機能材料メーカー」へと変革を図ろうとしており、昭和電工と一致した目指す姿を掲げております。

近年、中国の素材メーカーが規模の経済性を活かした事業を展開し、中東の素材メーカーも川上の資源調達から一貫したバリューチェーンを構築することによりコスト競争力を高めている中、今後、日本の素材メーカーがグローバルトップとして勝ち残るためには、「適正な規模の市場においてトップシェアを有するグローバルリーダーとして事業成長を加速させる」こと、そして、多様化かつ高度化する顧客ニーズに柔軟に応えるために「幅広い素材や技術を組み合わせたソリューション提供」を行うことが重要となっています。

目指す姿、事業戦略において高い親和性がある両社の融合は、ソリューション提供を志向し、かつ多くのグローバルトップシェア事業を有する世界有数の素材メーカーの誕生を意味します。当社は、日立化成との融合により、今後もグローバル競争の激化や市場構造の変化が予想される素材産業の未来において、顧客にとっての「ワンストップ型先端材料パートナー」となり、ともに産業構造を変えるような新しい事業体として成長を目指してまいります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.sdk.co.jp/assets/files/news/2019/20191218_newsrelease2_j.pdf

概要:昭和電工株式会社

詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。

Source: Showa Denko K.K.
セクター: 化学

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