2019年12月27日 12時00分

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.

三菱造船、商船三井から国内初のLNG燃料フェリー受注
2023年にかけて順次2隻を完成・引渡し

東京, 2019年12月27日 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:大倉 浩治、本社:横浜市西区)は、国内初のLNG燃料フェリー2隻の建造で、株式会社商船三井(社長:池田 潤一郎、本社:東京都港区)と契約を締結しました。本船は下関造船所で建造され、2022年末から2023年前半にかけて順次完成・引き渡される予定です。その後は、株式会社フェリーさんふらわあ(社長:赤坂 光次郎、本店:大分県大分市)が運航する大阪~別府航路に就航します。

本船は、長さ約199.9m、幅28.0m、総トン数約1万7,300トン、最大旅客定員数763人で、13mトラック約136台および乗用車約100台の積載能力があります。主機関は、国内フェリー初となるLNG(液化天然ガス)とA重油それぞれを燃料として使用できる高性能デュアルフューエルエンジンを搭載し、CO2の排出量が従来比20%削減、SOx(硫黄酸化物)の排出量がほぼゼロという優れた環境性能を達成して環境負荷の低減をはかります。

また、既存船に比べて車両区画はトラックの積載台数を大幅に増やし、客室区画はドライバーズルームの拡充や定員一人あたりの面積を大幅に拡大するとともに、大浴場とレストランの拡大や3層吹き抜けのアトリウムをはじめとしたゆとりある開放的なパブリックスペースを設置するなど、モーダルシフトへの対応やカジュアルクルーズ進化の提供に貢献します。

三菱造船では、今後も引き続き、燃費性能・環境性能に優れ、お客様の安定運航に資する貨客船や輸送船の建造と環境負荷低減技術の提供により、お客様とともに多様な課題を解決し、海上交通の活性化と環境保全に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mhi.com/jp/news/story/191227.html

概要:三菱重工業株式会社

詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.
セクター: エネルギー

Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


三菱重工、タイの超大型複合火力発電所プロジェクトでM701JAC形GTCCの7系列目が運転開始
2024年04月24日 14時30分
 
三菱みなとみらい技術館に「空・宇宙ゾーン」を新設、リニューアルオープン
2024年04月24日 10時00分
 
三菱重工と日本ガイシ、アンモニア分解ガスからの膜分離水素精製システムを共同開発
2024年04月18日 14時00分
 
三菱重工航空エンジン、航空エンジン向け燃焼器製造の「MHIAEL長崎工場」2期棟を竣工
2024年04月12日 08時00分
 
ボーイング、三菱重工業、SMBCアビエーションキャピタルが共同で委託した持続可能な航空燃料(SAF)に関するレポートを発表
2024年04月09日 18時00分
 
三菱重工、特定技術分野の最高峰「技監」と技能の最高峰「範師」を新たに認定
2024年03月21日 14時30分
 
三菱重工、役員人事を発表
2024年03月18日 18時00分
 
三菱重工、2023年にガスタービン世界市場でシェア1位を獲得
2024年03月15日 18時00分
 
三菱重工、海上保安庁向け大型巡視船の命名・進水式を三菱重工マリタイムシステムズで実施
2024年03月14日 19時00分
 
三菱重工、成長戦略のエナジートランジション事業を推進する「GXセグメント」を新設
2024年03月14日 11時50分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>