2020年11月16日 10時00分

Source: Fujitsu Ltd

富士通研究所、AIによる大量の自動映像監視を実現する映像特徴量の高圧縮技術を開発
ディープラーニングによる画像認識性能を保ったまま圧倒的な高圧縮を実現

東京, 2020年11月16日 - (JCN Newswire) - 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、超高圧縮した映像からでも高精度に映像の内容を認識できる映像圧縮技術を開発しました。

近年、ディープラーニングによる画像認識の飛躍的な性能向上により、映像から情報を抽出する画像認識AIソリューションが注目され、AI認識に特化した映像圧縮技術の開発が活発化しています。特に、監視・確認作業などをAIによって自動化する場合には画像を復元せずに、AIが画像認識するために必要な深層特徴量のみを圧縮・伝送する技術が注目されています。

今回、当社独自開発の高次元データ解析技術「DeepTwin(ディープツイン)」(注2)を深層特徴量の圧縮に応用し、画像認識精度を低下させることなく、従来のH.265(注3)による映像圧縮とAIを組み合わせた一般的な方式と比較して、100倍以上の圧縮率を達成可能な映像圧縮技術を開発しました。本技術の活用により、画像認識AIソリューションの普及に伴ってますます大容量化する映像伝送データ量の増加を抑制するとともに、限りある通信資源の効率的な利用を実現し、より持続可能な世界の実現に貢献します。

本技術の詳細は、11月16日(月曜日)からオンラインで開催予定の「画像符号化シンポジウム (Picture Coding Symposium of Japan 2020)」にて発表します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2020/11/16-1.html

概要: 富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

Source: Fujitsu Ltd
セクター: エレクトロニクス, Enterprise IT

Copyright ©2025 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


富士通と日本IBM、テクノロジーを活用した共創を通じたより良い社会の実現を目指して協業検討を開始
2025年09月17日 14時30分
 
川崎市×富士通で、古着類等の回収・リサイクル、CO2削減貢献量の可視化をスタート
2025年09月11日 10時20分
 
富士通、AIの軽量化・省電力を実現する生成AI再構成技術を開発し、富士通の大規模言語モデル「Takane」を強化
2025年09月08日 11時20分
 
富士通、1FINITY、米Arrcus、AIを支える革新的なネットワークソリューションの提供に向けて戦略的パートナーシップを締結
2025年09月03日 10時35分
 
富士通、医療機関の経営効率化と安定的な医療サービスの提供に向け、ヘルスケアに特化したAIエージェントの実行基盤を構築
2025年08月27日 13時15分
 
芝浦工大・早大・富士通、量子コンピューターによるロボットの姿勢制御手法を開発
2025年08月25日 13時00分
 
富士通、Palantirとの戦略的なグローバルパートナーシップを強化し、企業における生成AIの業務実装と業務変革支援を加速
2025年08月19日 10時30分
 
富士通、データドリブンで進めるHRBP活動による人的資本経営の実践をまとめた「CHRO Roundtable Report 2025」を発行
2025年08月06日 10時30分
 
三菱UFJ銀行と富士通、健康予防領域の社会課題解決に向け協業
2025年08月04日 10時30分
 
富士通、実用的な量子計算の実現に向けて、1万量子ビット超の超伝導量子コンピュータの研究開発を開始
2025年08月01日 10時30分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>