2015年08月05日 12時30分

Source: Mitsubishi Corporation

三菱商事、インド国営製鉄会社向け製鉄プラント(熱間圧延設備)を受注

東京, 2015年08月05日 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、当社)は、インド最大手の建設会社であるLarsen & Toubro社(以下、L&T)と共に、インド国営製鉄会社であるSAIL(Steel Authority of India Limited)社から製鉄プラントを受注しました。

三菱商事、インド国営製鉄会社向け製鉄プラント(熱間圧延設備)を受注


今回受注したのは、製鋼された鋼片(スラブ)を鋼板に加工する熱間圧延設備(生産能力:年産300万トン)で、インド東部オディッシャ州のルールケラー製鉄所に納入します。受注総額は約500億円で、2018年初旬の生産開始を計画しています。

当社は主契約者として契約全体の取り纏めを担当し、本年1月に三菱日立製鉄機械株式会社と独シーメンスの合弁会社として設立されたプライメタルズ・テクノロジーズ(以下、PT)が技術取り纏め及び機械設備の設計・供給を担当、株式会社日立製作所(以下、日立)が電気設備の設計・供給を担当します。契約履行に当たっては、三菱商事マシナリ株式会社(以下、三菱商事マシナリ)の協力を得て進めます。

当社はアジア地域や南米において数々の製鉄プラントの納入実績がありますが、インドでのフルターンキー契約(※)は今回が初めてとなります。今回受注に結び付いたのは、当社・PT・日立の世界規模での豊富な納入実績と、PTが独自の仕上げ圧延設備「ペアクロスミル」の高い板形状制御能力と日立の高度な圧延電気制御技術、L&Tのインドにおける実績/プレゼンスが高く評価されたものです。

インドの粗鋼生産は、2014年は約9,000万トンでしたが、インド鉄鋼省は2025年までに3億トンまで拡大すると予想しています。インドでは多数の大型製鉄プロジェクトが計画されており、当社は今回の受注を契機に更にインド市場に積極的に取り組み、継続受注を目指します。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2015/html/0000028292.html

(※)フルターンキー契約: プラントの設計・製造から据付・試運転までの全業務を請け負う契約形態。

概要:三菱商事株式会社

詳細は www.mitsubishicorp.com をご参照ください。

Source: Mitsubishi Corporation


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