2016年07月26日 15時10分

Source: Fujitsu Ltd

富士通、SAC iWATAと「ユビキタスウェア」を活用した農作業者の安全性向上実証実験を開始
農作業者の状態を見える化し、安全管理に活用

東京, 2016年07月26日 - (JCN Newswire) - 当社は、株式会社スマートアグリカルチャー磐田(本社:静岡県磐田市、代表取締役社長:須藤毅、以下、SAC iWATA(注1)(サークイワタ))と、ビニールハウス内での農作業者の状態を把握して安全性の向上を図る実証実験を、「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア)」製品の「ユビキタスウェア バイタルセンシングバンド、以下、バイタルセンシングバンド(注2)」を用いて、7月から8月の期間、ケールなど葉物野菜を栽培しているSAC iWATAのビニールハウス内で実施します。

SAC iWATAでは、高温多湿な夏場のビニールハウス内での農作業における熱中症の予防対策を講じてきましたが、さらなる効果的な取り組みについても検討されてきました。

本実証実験では、「バイタルセンシングバンド」を作業者の手首に装着することで、熱ストレス、身体負荷などを推定し、事前に設定した通知条件に該当した場合に管理者へアラームを通知します。本実証内容を実践することにより、農作業者一人ひとりのデータに基づいた、管理者による状態管理を行う仕組みと、その効果の検証を行います。

当社は、本実証実験を通じ、過酷な環境下で働く農作業者の安全性向上を支援するとともに、ほかの生産現場への展開や農業ソリューションの強化を目指して取り組んでいきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/07/26.html

注釈
注1 SAC iWATA: 富士通株式会社、オリックス株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:井上亮、以下 オリックス)、株式会社増田採種場(本社:静岡県磐田市、代表取締役:増田寛之、以下 増田採種場)の3社で、農業を基点とした地方創生の実現に向け、2016年4月1日に設立。出資比率は、富士通51%、オリックス39%、増田採種場10%。
注2 バイタルセンシングバンド: 本体に搭載したセンサーで計測した温度・湿度・パルス数などの情報から、装着者周囲の熱ストレス推定などを行うことができる当社のユビキタスウェアのこと。バイタルセンシングバンドは医療機器ではありません。状態の測定・推定結果から、事前に該当した条件通知に該当した場合、アラームで知らせるもので、診断するものではありません。

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

Source: Fujitsu Ltd
セクター: エレクトロニクス, IT, IT・インターネット

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