2016年08月24日 13時00分

Source: Fujitsu Ltd

九大と富士通研究所など、自律成長するAIを用いて移住満足度向上を目指す実証実験を開始
AIの社会受容性を考慮して移住希望者と移住候補地の適切なマッチングを実現

東京, 2016年08月24日 - (JCN Newswire) - 国立大学法人九州大学(以下、九州大学)マス・フォア・インダストリ研究所富士通ソーシャル数理共同研究部門(注1)と福岡県糸島市(注2)(以下、糸島市)、株式会社富士通研究所(注3)(以下、富士通研究所)は、人間の好みを徐々に学習し、自ら成長するAI(人工知能)を用いて、地方都市への移住希望者と移住候補地を適切にマッチングさせるための共同実証実験を開始します。

糸島市では、昨今の地方への移住・定住に関する注目度の高まりにより移住相談が増加しています。しかし、移住希望者は移住先検討の際、地域に密着した情報を得ることが難しく、移住者の満足度が低下することもありました。

今回、移住希望者の好みを自律成長するAIに学習させ、好みに基づいて移住希望者に適切と考える移住候補地の地域密着情報(注4)を提示し、提示された地域の評価を繰り返してもらうことで、移住希望者と移住候補地のマッチングを支援する実証実験を開始します。本実験を通じて、社会受容性を加味したAI技術の開発を行い、今後の移住希望者にとって満足度の高い移住地マッチングを行う仕組みの構築を目指します。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/08/24.html

注釈
注1 国立大学法人九州大学マス・フォア・インダストリ研究所富士通ソーシャル数理共同研究部門:
国立大学法人九州大学: 所在地 福岡市西区元岡744番地、総長 久保千春。
マス・フォア・インダストリ研究所: 所在地 福岡市西区元岡744番地、所長 福本康秀。アジアで初めての産業技術に関わる数学研究の拠点で、産業のための数学理論研究を行う研究部門に加え、理論のソフトウェアとしての実装・公開を行う「数学理論先進ソフトウェア開発室」を設置。
富士通ソーシャル数理共同研究部門: 2014年9月に、九州大学、富士通株式会社、株式会社富士通研究所の三者でマス・フォア・インダストリ研究所内に設置した社会課題の解決に向けた数理技術の研究開発部門。
注2 福岡県糸島市:
市役所所在地 福岡県糸島市前原西1丁目1-1、市長 月形祐二。
注3 株式会社富士通研究所:
本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長 佐々木繁。
注4 地域密着情報:
人口や面積といった統計的な情報だけでなく、地域の行事や雰囲気などを伝える地域での生活に密着した情報。

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

Source: Fujitsu Ltd
セクター: エレクトロニクス, IT, IT・インターネット

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