2019年09月13日 16時00分

Source: Sony

ソニー、国際放送機器展 「IBC 2019」に出展
IPを活用したソリューションや最新の4K/HDR高画質映像制作機器を提案

東京, 2019年09月13日 - (JCN Newswire) - ソニーは、オランダ・アムステルダムで現地時間9月13日(金)から開催される国際放送機器展「IBC(International Broadcasting Convention)2019」に出展します。映像制作においてお客さまとともに新しい価値創造に取り組んでいく意志を込めた「Go Make Tomorrow(ゴーメイクトゥモロー)」のテーマのもと、IPの活用による高効率な映像制作ソリューションやコンテンツの価値を高める最新製品群を幅広く提案します。

また、会場では横約7.2m×縦約3.6m、6K×3K構成のCrystal(クリスタル)LEDディスプレイシステムにて8K 120p HDRや4K HDRで撮影したコンテンツ映像を上映し、高画質で没入感のある映像を体感できます。

- ライブ放送映像制作ソリューション
効率的なIP制作ソリューションを、Nevion AS(ネヴィオン)社と連携したデモで紹介
ソニーは、ライブ映像制作において映像信号などをリアルタイムにIP伝送するIP Liveプロダクションシステムを推進しており、これまで導入されたシステムは全世界で60件以上にのぼります。
さらに、今年6月にはNevion社との戦略的協業体制構築を発表し、IPベースの映像制作・配信ソリューションの提案を加速しています。ブースでは、ソニーの最新のIP Live制作機器とNevion社製品と連携したデモを通じて、遠隔地への機材・人員派遣を最小化するリモートプロダクションや、スタジオ間で機材を共有するリソースシェアによる効率的な運用を提案します。

- 4Kライブ映像制作ソリューションの新商品提案
【新商品】カメラコントロールユニット『HDCU-5000』
2つの光ファイバーコネクターを搭載した※1フルラックサイズのカメラコントロールユニット(CCU)です。4K信号を2系統双方向に伝送できるウルトラハイビットレート(UHB)伝送に対応し、マルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-5500』との接続が可能です。また従来の伝送方式に対応し『HDC-2500』などのカメラとも接続することが可能です。カメラヘッドにAC給電することで最大4km の長距離伝送に対応します。

【新商品】レコーディングオプションボード『HKCU-REC55』
カメラコントロールユニット『HDCU-5500』『HDCU-3500』にインストールすることで、カメラヘッドで撮像した映像と音声を本体内にファイル記録することができるレコーディングオプションボードです。これにより外部レコーダーを必要とせず、本体内で記録しながら外部ストレージへのファイル転送が可能となるため※2収録後のコピー作業に必要な時間を大幅に短縮できます。さらに、4Kライセンスオプション『HZCU-UHD50』をインストールすることで、4K HDRの記録や4K HDR/HD SDRの同時記録にも対応します。

なお、日本でも、今後上記の商品や『HDCU-5000』に接続可能なUHB伝送対応のマルチフォーマットスタジオカメラ『HDC-5000』、使い勝手の向上したリモートコントロールパネル『RCP-3501』を発売する予定です。詳細は、決まり次第お知らせします。

- シネマ・ドキュメンタリー番組制作ソリューション
【新商品】 新開発フルサイズ※3センサー搭載メモリーカムコーダー『FX9』
新開発のフルサイズ※3裏面照射型ExmorR(R)(エクスモアアール)CMOSイメージセンサーをXDCAM(TM)メモリーカムコーダーとして初めて搭載し、豊かな映像表現力で6Kの画素を生かした高精細な4K収録※4を実現します。また決定的な瞬間を捉える高精度のAF性能も備えています。
映画やCM、ドキュメンタリーなどの映像制作現場で多くのクリエイターから支持を得ている現行機種『FS7 II』の上位機種です。

【新商品】大口径広角ズームレンズ『FE C 16-35mm T3.1 G』
ズーム全域の開放絞りT3.1※5(F2.8相当)で高い光学性能とプロフェッショナルの動画撮影に求められる操作性を追求したシネマレンズとして、フルサイズ対応の大口径広角ズームレンズ『FE C 16-35mm T3.1G』(Eマウント)を展示します。『FX9』やα(TM)(Alpha(TM))フルサイズミラーレス一眼カメラ『α9』、α7シリーズなどと組み合わせることで浅い被写界深度でオートフォーカス追随ができ、被写体を印象付ける映像表現を高い操作性で実現します。

【新商品】デジタルワイヤレスマイクのラインアップを拡充
屋外でのドラマや映画撮影(ロケーションサウンド)の音声収録用途に適したデジタルワイヤレスレシーバーを追加し、デジタルワイヤレスマイクロホンシステムDWXシリーズの商品群を拡充します。スロットインレシーバー『DWR-S03D』は、アダプター方式のインターフェースを採用することで、ソニーの規格に加え、新たにUniSlot(R)規格※6にも対応します。

また、ロケーションサウンド用途でのさらなる操作性の向上を目指し、プロフェッショナル・オーディオ用製品の開発・販売に多くの実績を持つSound Devices(サウンドデバイス)社およびAATON Digital(アートンデジタル)社それぞれと一部商品における機能連携を行います。具体的にはデジタルワイヤレスレシーバー『DWR-S03D』や各社の対応するミキサーレコーダーのファームウェアアップデートを通じて、機器間のダイレクトな音声伝送や、ミキサーレコーダー上でのソニーのワイヤレスマイクシステムの使用状況モニタリングやコントロール、周波数スキャンや設定を可能にします。
本機能を実現する『DWR-S03D』のファームウェアは、2020年春にリリースを予定しています。

- ニュース番組制作ソリューション
【新商品】XDCAMショルダーカムコーダー最上位機種『PXW-Z750』
報道取材現場で幅広く活用されているXDCAMショルダーカムコーダーとして、新たにグローバルシャッター機能を含む4K 2/3型3板式CMOSイメージ センサーを搭載した最上位機種『PXW-Z750』を展示します。
3板式を採用し、高い色再現と高感度を実現。グローバルシャッター機能の搭載により、フラッシュバンドが発生せず、動きの速い被写体も歪みのない4K高画質の映像で撮影します。

- 独自AIを活用した映像制作支援ソリューション
【新機能アップデート】映像制作支援ユニットEdge Analytics Appliance『REA-C1000』
独自のAIを活用した映像解析技術によって、リアルタイムにクリエイティブな映像コンテンツ制作をサポートする映像制作支援ユニットEdge Analytics Appliance(エッジ・アナリティクス・アプライアンス)『REA-C1000』について、新たに以下のアプリケーションのライセンスを10月1日から発売します。ブースでは、これら最新アプリケーションのデモを実施します。
対象アプリケーション: クロマキーレスCGオーバーレイ、注目エリアクロッピング

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201909/19-089/index.html

概要:ソニー

詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。

Source: Sony
セクター: メディア, IT, アート・デザイン, アントレプレナー, デジタル

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