2016年07月25日 14時30分

Source: Sharp Corporation

シャープ、交通監視用カメラ向け4/3型800万画素CCDを開発し発売
業界トップクラスの感度1,890mVを実現、16:9のアスペクト比で複数の車線を幅広く監視

大阪, 2016年07月25日 - (JCN Newswire) - シャープは、業界トップクラス※1の感度1,890mV※2を実現した交通監視用カメラ向け4/3型800万画素のCCD2機種<RJ3EV3EF0DT/RJ3EV4EF0DT>を開発、発売します。

ITS(高度道路交通システム)などに用いられる交通監視用カメラは、昼夜を問わず、走行車両の情報やナンバープレートを識別する必要があるため、高感度で高解像度撮影が可能なイメージセンサが求められます。

本CCDは、同じ800万画素クラスの従来機種※3に対し、光学サイズを1/1型から4/3型にすることで画素セルサイズが約75%拡大。光電変換効率やマイクロレンズ集光率を向上させる独自の技術※4と組み合わせることにより、業界トップクラスの感度1,890mVを実現しました。また、可視光より波長の長い近赤外光下での撮影にも対応し、明るいシーンから肉眼ではとらえられない暗闇のシーンまで鮮明に撮影できます。さらに、アスペクト比を16:9とすることで、従来機種※3に比べて水平方向の画素数が約15%増加。1台で複数の車線を幅広く監視する交通監視用カメラの商品化に貢献します。

当社は、監視・車載・医療向けに27万~800万画素のイメージセンサをラインアップし、幅広いユーザーニーズに対応します。

品名: 4/3型 800万画素CCD
タイプ: プログレッシブタイプ※5
信号出力: 4ch出力
動画性能: 8M 25fps
カラーフィルタ: カラー(原色)/白黒
形名: RJ3EV3EF0DT/RJ3EV4EF0DT
サンプル価格(税込み): 150,000円
量産開始: 2016年8月31日
月産個数: 計 1,300個

■主な特長

1.業界トップクラスの可視光感度1,890mVと近赤外光下での撮影を実現
2.4/3型の光学サイズ、16:9のアスペクト比を採用することで、水平解像度が重視され、複数の車線を幅広く監視する交通監視用カメラに対応

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/160725-a.html

※1 2016年7月25日現在。4/3型800万画素イメージセンサにおいて。シャープ調べ。
※2 照度2,500lux、反射率90%の反射板をF5.6の光学系を用いて蓄積時間1/30秒で撮影した時のG信号の平均出力。
RJ3EV3EF0DT (カラー): 1,890mV、RJ3EV4EF0DT(白黒): 2,835mV
※3 1/1型800万画素イメージセンサ: RJ3DV3AF0DT(カラー)、RJ3DV4AF0DT(白黒)
※4 イメージセンサにおいて、光を電子に変える領域を拡大したり、光を多く集めるためにマイクロレンズの形状を工夫したりする当社独自の技術。
※5 映像をディスプレイに出力する走査方式の一つ。全ての走査線を一度に処理するため、動きの速い被写体を撮影した場合でもブレの発生が抑制されます。

概要:シャープ株式会社

詳細は www.sharp.co.jp をご覧ください。

Source: Sharp Corporation


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