2017年03月31日 12時20分

Source: Bombardier Aerospace

BombardierおよびCityJet、追加4機のCRJ900航空機のオプション行使を発表
- 購入した航空機は、スカンジナビア航空(SAS)の路線でCityJetにより運航予定
- CRJ900リージョナルジェットの効率の高さは、CityJetによるSAS路線での運航で実証済み

モントリオール, 2017年03月31日 - (JCN Newswire) - Bombardier Commercial Aircraftは本日、ダブリンに本拠を置くリージョナル航空会社のCityJetが、2017年2月1日に発表した購入契約の一部として、4機分のオプションを行使したことを発表しました。この契約には、CRJ900航空機6機の正式発注と、追加4機のオプションが含まれていました。この航空機は納入後、SASの路線でウェットリースとして運航されます。

今回すべてのオプションが行使されましたが、CRJ900航空機の定価を基準にして計算すると、発注額は約4億670万米ドルとなります。

「CityJetは短期間のうちに、ヨーロッパ最多クラスのCRJ900航空機を擁し、普及を推進する企業となり、今もBombardierとその製品を深く信頼してくださっています。」と、Bombardier Commercial Aircraftヨーロッパ、ロシアおよび独立国家共同体販売VPのRyan DeBruskは述べました。「CRJ900航空機は、ヨーロッパの成長市場に特に適しており、優れた性能、経済性、強化された客室アメニティなどによって、さまざまな運航業者にとって高いバリューを創出します。」

「弊社が北欧で行っているスカンジナビア航空(SAS)の代行運航で、CRJ900は素晴らしい信頼性を発揮し、高い人気を誇る航空機となっている実績があります。今回のオプション行使により、弊社が機材として新規購入したCRJ900航空機の数は22機になりました。これはCityJetがウェットリースの成長戦略に欠かせない要素として、同機に深い信頼を寄せていることを示しています。」と、CityJet経営執行役会長のPat Byrneは述べました。

CityJetには2016年前半以来、新規製造されたCRJ900航空機が12機納入されました。そのすべてがSASの代行で運航されています。2017年1月にCityJetは、デンマークのリージョナル航空会社でSASの元100%子会社の、Cimber A/Sを買収しました。同社はCRJ900航空機11機からなる機材を運航していましたが、そのほとんどは今回の発注によって置き換えられます。

CityJetについて

CityJetはアイルランドに本拠を置くリージョナル航空会社で、本社はダブリンのスウォーズにあります。同社は、ダブリン~ロンドン・シティ空港の便を運航するために、1993年に設立され、現在ヨーロッパとロンドン・シティ空港を結ぶ10路線を運航しています。同社の便は空港発着枠の約30%を利用しています。CityJetはまた、エールフランス航空やSASの代行便など多くのウェットリース事業を行っており、スポーツ団体、エンターテインメント業界、旅行会社、法人のお客様の代理でさまざまなアドホックチャーター便を運航しています。

2016年3月にCityJetは、経営執行役会長のPat Byrneが責任者の投資グループにより、買収されました。同社は現在、定期便業務の統合と、航空会社のお客様へのウェットリースサービス提供大手としてのポジションの強化を目指す戦略の提供に、重点的に取り組んでいます。 www.cityjet.com

CRJ航空機について

CRJ Seriesリージョナルジェットは、世界のどこかで10秒に1回、離陸しています。CRJ Series航空機ファミリーは、今までに約16億人の旅客を輸送した世界でももっとも成功したリージョナルジェットプログラムで、他のどの機種よりも多くの人と地域をつなげています。CRJ Seriesリージョナルジェットには、効率、信頼性、収益性の実績のある革新的な航空学的機能があります。

CRJ Seriesのリージョナルジェットには、運航業者に柔軟性を提供するコモナリティ(共通性)のメリットがありますので、特定の市場ニーズに対応して機材を最適化できます。この機能は、他のリージョナル航空機にはないものです。中距離リージョナル路線に最適化されたこれらの航空機は、競合機に比べて、最大10%のキャッシュ運航コスト優位性を提供できます。

CRJ航空機のモデルには、それぞれはっきりした長所があります。CRJ200リージョナルジェットは、所有コストに優れ、新路線開設と市場参入に最適です。CRJ700リージョナルジェットは、このカテゴリで最軽量の航空機で、優れた効率、パフォーマンス、燃費削減を提供します。一方、CRJ900リージョナルジェットには大きな柔軟性があり、成長市場に最適です。CRJ1000リージョナルジェットは定員数がファミリー最大で、座席マイルコストはリージョナルジェット市場で最小、燃料燃焼は競合機と比べて最大13%少なくなっています。

発表以来CRJ Seriesリージョナルジェットファミリーは、リージョナルジェット市場を刺激してきました。北米だけでも、すべてのジェット機発着数の20%以上に相当します。全世界で、このファミリーは毎月200,000便以上運航しています。

CRJ Series航空機ファミリーには世界の49か国100社以上の所有者と運航会社が含まれ、全世界の飛行時間合計は4500万時間以上に達しています。現在までのBombardier CRJ航空機の受注実績は1,912機になります。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界トップのメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2016年12月31日締め会計年度の売上高は、163億米ドルでした。ニュースと情報は http://bombardier.com をご覧いただくか、Twitter @Bombardier をフォローしてください。

編集者向け注記

- SASの塗装を施したCRJ900航空機の画像は www.bombardier.com に本プレスリリースとともに掲載されています。
- CRJ Series航空機について詳しくは、 http://news.commercialaircraft.bombardier.com/ をご覧ください。
- Bombardier Commercial Aircraftからの最新ニュースと情報はTwitterで @BBD_Aircraft をフォローしてください。
- プレスリリースを受信するには、BombardierウェブサイトのRSS Feedセクションをご覧ください。 http://www.bombardier.com/en/toolbar/rss.html
- Bombardier、CRJ Series、CRJ200、CRJ700、CRJ900、CRJ1000およびThe Evolution of Mobilityは、Bombardier社とその子会社の商標です。

お問い合わせ情報
お問い合わせ先:
Bryan Tucker
Bombardier Commercial Aircraft
+1-450-476-5907
bryan.bca.tucker@aero.bombardier.com
www.bombardier.com

Source: Bombardier Aerospace


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