2017年10月20日 11時00分

Source: NEC Corporation

NEC、六本木商店街において街づくりの施策検討のためICTを活用した実証実験を開始
プライバシーファーストな街の見える化

東京, 2017年10月20日 - (JCN Newswire) - 六本木商店街振興組合(所在地:東京都港区、理事長:皆川 昌博)および日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長兼CEO:新野 隆、以下 NEC)は、より便利で快適な街づくりの施策を検討するため、六本木商店街においてICTを活用した実証実験を開始しました。実証期間は2018年11月までです。

具体的には、NECグループのAIを活用した画像解析技術(注1)を用い、六本木交差点付近に設置したカメラの映像から、来街者の移動方向、属性(性別・年代)および人数を24時間リアルタイムに推定します。推定データに基づき集客施策・売上向上施策の改善を図ることで、商店街の活性化を目指します。なお、本技術は日本人以外の属性推定も可能です。また、推定した来街者の属性情報を基に、商店街に設置したデジタルサイネージに表示するコンテンツをリアルタイムに切り替え、最適な情報配信による集客効果を検証します。

本実証では、カメラで撮影した映像は推定データの生成後に即時破棄し、来街者個人を特定可能な情報は保存しないことで、プライバシーに配慮した仕組みを実現しています。さらに、実施にあたっては、「カメラ画像利活用ガイドブック」(注2)に則りプライバシー保護に配慮した六本木商店街振興組合向けのガイドラインを作成するなど、個人情報保護法をはじめとした関係法令を遵守した対応を行っています。

六本木商店街振興組合では集客力や回遊性の向上に向け、本実証を通じて来街者属性の年間データを取得し、データを基に更に活力ある街づくりの施策を検討します。

NECは社会ソリューション事業に注力しており、今回の取り組みも踏まえ、今後も2020年とその先を見据えて先進ICTの活用による商店街や地域の活性化、安全・安心な街づくりに貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201710/20171020_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 東京オリンピック・パラリンピック推進本部
E-Mail: nec_2020@biop.jp.nec.com

Source: NEC Corporation
セクター: IT

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