2020年05月15日 10時00分

Source: Mitsubishi Electric

三菱電機、令和2年度春の「黄綬褒章」を受章
基板穴あけ用レーザー加工機に搭載される光学機械の組立技能などが評価

東京, 2020年05月15日 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社は、生産技術センター(兵庫県尼崎市)の荒川 勝博(あらかわ かつひろ)が、令和2年度春の黄綬褒章を受章しましたのでお知らせします。

黄綬褒章は農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する個人に対して与えられる褒章です。荒川は、基板穴あけ用レーザー加工機※1に不可欠な光学機械の組立に係る卓越した技能と長年にわたる業務精励、後進育成の功績が高く評価されました。

受章者
黄綬褒章
三菱電機株式会社 生産技術センター
製造支援部 キーパーツ製造課 班長 荒川 勝博(55歳)

受章の経緯
スマートフォンやタブレットPCなどの電子機器において、さらなる小型化・高性能化の需要が拡大している中、半導体パッケージ基板やフレキシブル基板の製造工程では、基板穴あけ用レーザー加工機により、高精度の微細加工と生産性の向上がより一層求められています。

当社の荒川 勝博は、基板穴あけ用レーザー加工機の主要部品であるスキャンレンズ※2の開発・試作の中で長年にわたり組立業務に従事し、技能の研鑽に精励するとともに、多くの考案と改善によってレンズの性能や品質の向上に貢献してきました。スキャンレンズの性能と品質の向上により、基板穴あけ用レーザー加工機は直径わずか0.1mm以下の層間接続穴を1秒間に6,000個以上形成することが可能となり、スマートフォンに代表されるデジタル機器の小型化・高機能化に大きく寄与しています。

また、荒川は後継技能者の指導・育成にも尽力し、熱意溢れる行動力と卓越した指導力により、大きな成果を挙げました。これらの功績が顕著であり、人々の模範たりうると評価され、令和2年度春の黄綬褒章を受章する運びとなりました。

受章者の略歴
1964年生まれ 熊本県出身
1980年4月 三菱電機株式会社 伊丹製作所入社
2000年6月 生産技術センターにて光学機械の組立業務に従事
現在に至る(兵庫県伊丹市在住)

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2020/0514.html

概要:三菱電機株式会社

詳細は http://www.mitsubishielectric.co.jp をご覧ください。

Source: Mitsubishi Electric
セクター: エレクトロニクス

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