東京, 2025年8月7日 - (JCN Newswire) - 最先端 AI モデルの Claude(クロード)を開発する AI 研究開発企業の Anthropic(以下、アンソロピック、当社)は本日、東條英俊を日本法人の代表執行役社長に任命したことをお知らせいたします。これは、当社がアジア初の拠点として東京を選定したことを受けたものであり、日本市場へのコミットメントをさらに強化するとともに、グローバル展開における重要な節目となります。
東條は、テクノロジー企業の日本における成長を牽引してきた豊富な経験を有しており、直近では Snowflake の日本法人の社長執行役員を務め、日本での事業の立ち上げから関与し、大幅な成長を実現しました。また、システムインテグレーター各社と緊密に連携し、日本の大手企業におけるデータ活用の高度化にも貢献してきました。さらに、Google Cloud Japan やマイクロソフトにおいても、米国本社および日本法人でチームを率いた経験を有しています。
東條は次のように述べています。「この度、アンソロピックに参画できることを大変嬉しく思います。責任ある AI を提供することで、日本企業が競争力を高め、さらなる成長を遂げられるよう支援して参ります。日本では企業が急速に生成 AI を導入しており、基幹業務、顧客体験、開発プロセスへの統合が進められています。同時に、これらの企業は安全性・セキュリティ・信頼性の高い AI を求めており、これはアンソロピックのミッションの中核でもあることから、日本企業に大きな価値を提供できると確信しています」
アンソロピック共同創業者兼 CEO の Dario Amodei(ダリオ・アモデイ)は次のように述べています。「日本のパワーユーザーや企業の皆さまに Claude を提供して以来、想像以上に自然なかたちで導入が進んでいます。楽天、野村総合研究所(NRI)、パナソニックなど、すでに多くの企業が Claude を活用し、日々の業務を改善したり、新たな体験を創出したりしています。今後、これらのパートナーシップをさらに深化し、より多くの日本企業が AI を活用して革新的な製品・サービスを創出できるよう支援していくことを楽しみにしています。Snowflake、Google、マイクロソフトにおいて優れたチームを築き上げてきた東條は、日本における当社の急速な成長を牽引する理想的なリーダーであると確信しています」
チーム、そして事業拡大に向けて
アンソロピックは、今後数か月以内に東京でアジア初となるオフィスを正式に開設し、1 年をかけて日本における事業を拡大していく計画です。また、各チームにおける採用も予定しています。日本市場の特性を理解し、日本企業が求める文化的な配慮や高い品質基準を提供できるよう、現地人材の採用に注力します。事業の成長に伴い、将来的には製品、技術・研究、エンジニアリング分野の人材も採用していく予定です。
アンソロピック日本法人の採用情報については anthropic.com/careers をご覧ください。
日本のパートナーとの連携強化
日本オフィスの新設により、アンソロピックは日本企業、政策立案者、プラットフォーム・パートナー、学術・クリエイティブ業界とのパートナーシップをさらに強化していきます。
また、テクノロジー、金融、製造などさまざまな業界の日本企業が、Amazon Bedrock、Google Cloud Vertex AI、Anthropic API を通じて Claude を積極的に導入しており、多くのお客様から生産性の大幅な向上やコスト削減といった成果が報告されています。
Anthropic(アンソロピック)について
アンソロピックは、信頼性、解釈可能性、制御性に優れた AI システムを開発する AI 企業です。主要製品である大規模言語モデルの「Claude(クロード)」は、世界中で数百万人に利用されています。アンソロピックおよび Claude の詳細は anthropic.com をご覧ください。
