2021年07月19日 09時00分

Source: Eisai

エーザイ、胆汁酸トランスポーター阻害剤「Goofice(R)」をタイにおいて新発売

東京, 2021年07月19日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、当社のタイ販売子会社である Eisai (Thailand) Marketing Co., Ltd.が、胆汁酸トランスポーター阻害剤「Goofice(R)」(一般名:エロビキシバット水和物、日本製品名:「グーフィス(R)」)を新発売したことをお知らせします。本発売は、アジア地域(日本を除く)における最初の発売となります。

「Goofice」は、当社の消化器事業子会社である EA ファーマ株式会社(本社:東京都、以下EA ファーマ)が Albireo AB(本社:スウェーデン)から導入した、新規作用機序を有する 1 日 1 回経口投与の慢性便秘症治療薬です。胆汁酸の再吸収に係わるトランスポーターを阻害することで、大腸に流入する胆汁酸の量を増加させ、水分分泌と大腸運動促進の 2 つの作用で排便が促されます。

便秘症は、若年層の女性に多く、また男女ともに高齢者の罹患比率が高い疾患であり、タイにおける便秘症と自覚している患者様数は約 1000 万人と推計され、高齢化に伴い、患者様数は年々増加すると予測されます。排便回数の減少に加えて、残便感、硬便等の症状が認められ、慢性化することで多くの患者様は QOL(生活の質)の低下に悩まされています。

本剤について、日本国内においては、EA ファーマと持田製薬株式会社(本社:東京都)が同一製品名でそれぞれ販売しており、当社は、EA ファーマとコプロモーションを行っています。アジア(タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポール)においては、EA ファーマとの契約のもと、当社が本剤の商業化および販売を担います。

当社は、新規作用機序をもつ本剤の製品価値最大化を通じて、タイをはじめとするアジアの慢性便秘症の患者様に新たな治療選択肢を提供することで、QOL の向上により一層貢献できるよう努めてまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2021/news202159.html

概要:エーザイ株式会社

詳細は www.eisai.co.jp をご覧ください。

Source: Eisai
セクター: バイオテック

Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.

関連プレスリリース


エーザイ、抗てんかん剤「フィコンパ(R)」の注射剤を新発売
2024年04月17日 10時00分
 
エーザイ、早期アルツハイマー病の診断の簡便化を支援するためC2N Diagnostics LLCに出資
2024年03月06日 12時00分
 
エーザイ、第18回アルツハイマー・パーキンソン病学会(AD/PDTM2024)において、レカネマブをはじめとするアルツハイマー病に関する最新研究成果を発表
2024年02月29日 11時00分
 
エーザイ、「メトジェクト(R)皮下注ペン」(一般名:メトトレキサート)が日本においてペン型自動注入器注射剤の承認を取得
2024年02月16日 12時00分
 
エーザイ、ASCO GI および ASCO GU において複数のがんに対する最新の開発研究に関する演題を発表
2024年01月16日 09時00分
 
大分大学とエーザイ、リストバンド型生体センサを用いた脳内アミロイドベータ蓄積予測モデルの開発
2023年12月26日 15時00分
 
エーザイ、第16回アルツハイマー病臨床試験会議(CTAD)において「レケンビ」の臨床第III相Clarity AD試験の新規データを含むアルツハイマー病領域の最新データを発表
2023年10月16日 11時00分
 
エーザイ、社会的責任投資指数「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に22年連続で選定
2023年08月04日 16時00分
 
エーザイ、「レカネマブ」について、アルツハイマー病の病理に対する効果、および皮下投与に関する最新の解析結果をアルツハイマー病協会国際会議2023(AAIC2023)において発表
2023年07月20日 13時00分
 
エーザイとバイオジェン・インク、「LEQEMBI(R)」(レカネマブ)がアルツハイマー病治療薬として米国FDAよりフル承認を取得
2023年07月07日 09時00分
 
もっと見る >>

新着プレスリリース


もっと見る >>