2025年06月18日 16時00分

Source: Nozomi Energy Co., Ltd.

のぞみエナジー、太陽光プロジェクト10件を買収し、ポートフォリオを約900MWに拡大
  • 2027年までに1.1GWの発電容量を確保するという4年間の目標の約80%を、設立からわずか2年で達成。
  • 取得した10件のプロジェクトは地理的に分散しており、平均15年にわたる保証された買取価格を有する。

東京, 2025年6月18日 - (JCN Newswire) - 持続可能なインフラストラクチャーへのグローバルインベスターであるアクティスにより設立された、日本に特化した再生可能エネルギープラットフォームであるのぞみエナジー(東京都港区、CEO:ホセ・アントニオ・ミラン・ルアーノ、以下当社)は、タイ上場エネルギー企業であるバンプー・パブリック・カンパニー・リミテッドの子会社であるバンプー・ネクスト・カンパニー・リミテッドの関連会社から、日本国内で稼働中の合計約120MWdc / 90MWacの太陽光プロジェクト10件を買収します。

この取引により、のぞみエナジーのポートフォリオは約900MWに達しました。そのうち500MW以上が稼働中です。これは当社が、2023年5月に設立されて以来、2年間で、太陽光発電、陸上風力発電、および蓄電池(BESS)の1.1GWのポートフォリオを2027年までに構築する目標に向けて着実に進んでいることを示しています。

新たに取得したポートフォリオは、1MWから約30MWの稼働中の太陽光発電所で構成されています。プロジェクトは、北海道、東北、関西、九州まで日本全国に広がっています。ほとんどの発電所は最近稼働を開始しており、適切に保守された設備を備えています。また、出力抑制の影響が限定的であり、事故や予期せぬ停止もなく、安定した運転実績があります。

これらのプロジェクトは、20年間の固定価格買取制度(FIT)契約に基づいて運営されており、平均残存期間は約15年です。これにより、のぞみエナジーに安定した予測可能なキャッシュフローを提供します。

のぞみエナジーは資産を取得し、ポートフォリオ全体の運用・保守(O&M)および資産管理サービスの責任を引き継ぎます。

この取引は、当社の事業能力とサービス提供の継続的な拡大を示しており、日本市場での存在感を高めるものです。本取引はのぞみエナジーによる外部的成長による継続的な推進力を示していますが、同時にグリーンフィールドの太陽光発電、陸上風力発電、および蓄電池(BESS)プロジェクトのパイプライン開発にも引き続き注力してまいります。

のぞみエナジーCEOであるホセ・アントニオ・ミラン・ルアーノは、次のように述べています。「のぞみエナジーは、2027年までに1.1GWの目標を達成するために急速な進展を続けています。この取引はその証であり、過去6か月間で2回目の重要な買収となります。競争が激化する市場の中で、品質の高い戦略的な稼働中の太陽光発電資産を取得できたことを大変嬉しく思います。これは、日本のエネルギー転換を加速し、2050年までにネットゼロを達成するという目標を支援するという私たちの使命に向けた、大きな一歩だと考えています。」

アクティスの北アジア地域エネルギー部門責任者であるタレック・シルハンは、次のように述べています。「のぞみ・エナジーは、設立から2年間で容量を約900MWまで拡大するという素晴らしい成果を上げました。これは、同社の質の高さと成功への意欲を物語っています。私たちは、同社を日本の再生可能エネルギー市場でリーダーとなり得る存在へと成長させることを目指しており、今回の120MWdcの追加容量をもたらす取引は、その最新の例となります。」

アクティスのパートナー・在日代表である大橋純は次のように述べています。「のぞみエナジーはたまたま急速に成長したのではありません。日本の再生可能エネルギー市場における機会を捉えるために、起業家精神に富んだアプローチを取った、有能な経営陣の成果です。このプラットフォームの成長は、商業・産業(C&I)顧客を中心とした日本におけるクリーンエネルギーへの根強い需要によっても支えられています。この高まる再生可能エネルギー需要を、事業の専門知識に沿って活用する能力が、成功の秘訣となっています。」

この買収は、昨年12月に実施した、のぞみエナジーによる過去最大規模である312MWの太陽光発電プロジェクト12件の買収に続くものです。

免責事項

ここに記載されている将来の見通しに関する記述、予測、見積もり、予想、評価、または結果は、現在の仮定に基づくものであり、簡略化される可能性があり、またアクティスグループの支配の及ばない事象に依存する可能性があり、アクティスはこれらを更新する義務を負うものではありません。いかなる前提条件の変更も、将来の見通しに関する記述、予測、予想、評価、または結果に重大な影響を及ぼす可能性があります。過去の実績は保証、予測、予想ではなく、必ずしも将来の結果を示唆するものではなく、実際の業績は、いかなる見積もり、予測、予想とも大きく異なる可能性があります。従って、ここに記載されている将来の見通しに関する記述、予測、予想、評価、または結果を過度に信頼しないようご注意ください。本件に含まれる市場または市況に関する一般的な議論は、引用された情報源またはアクティスの見解を表すものです。このような情報は調査ではなく、調査として扱うべきではありません。過去の市場動向は、将来の実際の市場行動や、大きく異なる可能性のある特定の投資の将来のパフォーマンスを示す信頼できる指標ではなく、そのようなものとして依拠すべきではありません。ここに記載された内容は、いかなる投資のパフォーマンスも予測するものではありません。ここに掲載したケーススタディは、情報提供のみを目的としたものであり、アクティスが目指す投資タイプを示すために選択したものです。同様の特徴を持つ取引が将来もアクティスで利用可能であることを保証するものではありません。

のぞみエナジーについて

のぞみエナジーは、持続可能なインフラストラクチャー投資で世界をリードするアクティスが5億米ドルを拠出し2023年に立ち上げた、日本に特化した再生可能エネルギーの開発・投資を行うための企業です。2027年までに1.1GWの太陽光発電と陸上風力発電を目標に掲げ、日本が低炭素でエコフレンドリーなエネルギー環境を確立することを支援します。 https://www.nozomi-energy.com/

アクティスについて

持続可能なインフラストラクチャー市場で世界をリードする投資会社であるアクティスは、当社が事業を展開する国・都市・地域社会に測定可能でポジティブなインパクトをもたらすことを目指しています。当社は、クリーンエネルギーへの移行、デジタル化、サプライチェーントランスフォーメーションなど、ディフェンシブで重要なインフラにおける長期的かつ公平な成長を支える構造的テーマに投資しています。
アクティスは、数十年にわたるグローバルな経験、運用手法及び強力なコーポレートカルチャーによって、サステナビリティ・リーダーを育成できると考えています。また、当社は国連が支援する責任投資原則 (UNPRI) に署名しています。アクティスについての詳細は www.act.is をご覧ください。

Source: Nozomi Energy Co., Ltd.
セクター: 金融, エネルギー, 環境, ESG, 代替エネルギー

Copyright ©2025 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.


Latest Release

More Latest Release >>