2022年08月09日 10時30分

Source: NEC Corporation

積水ハウスとNEC、集合住宅における顔認証システムを活用した取り組みにおいて連携

東京, 2022年08月09日 - (JCN Newswire) - 積水ハウス株式会社*1(以下 積水ハウス)と日本電気株式会社*2(以下 NEC)は、集合住宅における顔認証システムを活用した取り組みにおいて連携します。第一弾として、2023年11月に完成予定の積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン溝の口の杜」*3で、NECの顔認証システムを活用したエントランス及び玄関ドアの解錠や共用施設の予約、サービス事業者との協業によるサービスの提供*4を行います。

積水ハウスでは、住まい手のそれぞれのライフスタイルによって構成される”住宅集合”をつくるという考えのもと、首都圏・中部・関西・福岡エリアでマンション事業を展開しています。物件ごとにコンセプトを設定し、住まい手一人ひとりに愛される居住環境を提供してきました。

NECは、世界トップクラスの生体認証技術を活用し、生体情報をデジタルIDとして様々な領域でのサービス展開に取り組んでいます。その一つとして、顔認証技術*5を活用した「次世代マンションサービス」*6を、集合住宅を提供する事業者に提供し、集合住宅内での安全・安心・便利な住生活をデジタルで支援することを進めています。

住宅には、鍵の置き忘れや紛失のリスクがあり、また、不在時に荷物が受け取れず再配達となる問題、外出時の子どもや高齢者の安否確認のニーズ、不在時の代行サービス利用のハードル等、住まい手が感じる様々な不便や課題があります。

今回の積水ハウスとNECの連携により、集合住宅での顔認証システムによるエントランスおよび各住戸の玄関ドアの解錠、共用施設・備品の予約などを可能にします。またサービス事業者とも協業し、ウォーターサーバー用ボトルの置き配をはじめとした生活に密接したサービスの提供も予定しています。

本連携は、集合住宅における様々な課題を解決し、住まい手の利便性・セキュリティの向上と管理業務の効率化に貢献する取り組みとなります。

「グランドメゾン溝の口の杜」における顔認証システムを活用したサービス

- 居住者のエントランス・玄関ドアの解錠:マスクを装着したまま非接触で解錠が可能です。荷物などで両手が塞がっていてもスムーズに入館・入室ができ、感染症対策としても有効です。鍵を忘れたり紛失したりして自宅に入れないというリスクがなくなります。
- 共用施設の予約・解錠:共用備品の予約 共用施設(個室ブース)の予約・解錠および共用備品の予約がアプリ上で可能になります。顔認証により、利便性の向上のほか鍵の返却忘れや紛失などのリスクがなくなり、セキュリティの向上にもつながります。
- ゲストの入退登録:ゲストの顔情報をアプリで事前登録してもらうことで、ゲストがマンションを訪れた際に顔認証でスムーズに入室することができます。なお、入室可能な時間や範囲の設定もできるため、住居エリアへの不要な立ち入りを防止します。
- 家族の帰宅通知:誰が、いつ、入館・入室したかをスマートフォンのアプリに通知することができます。子供などの家族の帰宅を離れた場所にいても見守ることができ、安心につながります。
- ウォーターサーバー用ボトルの置き配:ミネラルウォーターの製造・販売会社との協業により、顔認証を活用した合鍵共有機能でウォーターサーバー用ボトルを玄関前の置き配スペースにお届けします。これにより、不在時の再配達を回避し、住まい手の利便性向上につなげます。

また、顔認証システムのさらなる活用により、買い物や家事をはじめとした住まい手の生活の利便性を高めるため、引き続きサービス事業者と協業して決済や配送、家事代行やクリーニングなどの様々なサービスの提供に向けた検証も行います。

今後の主な検証予定サービス

- 居住者不在時の置き配(連携先:宅配事業者、ネットスーパー)
- 自動販売機の顔認証決済(連携先:飲料メーカー、小売事業者)
- EV充電器の顔認証決済(連携先:エネルギー事業者)
- 共用施設利用料の顔認証決済(連携先:決済代行事業者)

積水ハウスとNECは、集合住宅における課題解決のため、テクノロジーを活用し、今後も様々なサービス事業者との連携・共創を検討することで、安全・安心・快適で利便性の高い住生活環境の実現に向けたサービス展開に取り組んでいきます。

「グランドメゾン溝の口の杜」について

積水ハウスは、東急田園都市線「溝の口」駅徒歩12分、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅徒歩11分に位置し、駅前の賑わいとは一線を画した住宅エリアである川崎市高津区久本三丁目に総戸数123戸のプロジェクトを始動させます。本物件は四季折々の表情を見せる緑豊かな中庭を設け、街の利便性を享受しながら、自然を”日常”として身近に感じられる住まいを提供。また中庭の魅力を享受できる個別ブースも構えた在宅ワーク可能なラウンジを計画しています。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202208/20220809_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

Source: NEC Corporation
セクター: IT

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