TOPページ
|
英語
日本語
|
CONNECT WITH US:
ホーム
JCNについて
サービス
お問い合わせ
会員企業ログイン
*
ホーム
プレスリリース
2023年02月14日 13時30分
Source:
NEC Corporation
NECと東京都市大学、センシング技術やAI技術を用いたスマートインフラマネジメントに関する共同研究を開始
業界初、マルチモーダルデータ分析によるスマートインフラマネジメントに向けて
東京, 2023年02月14日 - (JCN Newswire) - 日本電気株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC)と、東京都市大学(所在地:東京都世田谷区、学長:三木 千壽)は、センシング技術やAI技術などの先進テクノロジーを活用したスマートインフラマネジメントに関する共同研究の基本合意書(MOU)を締結し、本日より研究開発を開始します。インフラマネジメントにおいて、多種多様なセンサデータをAI技術を用いて統合的に分析し、対象となる構造の劣化状態を多角的に捉えることによって総合的にインフラを監視する技術の研究開発は業界初(注1)となります。
背景
高度経済成長期に建設された多くの社会インフラは建設から長い時間が経過しており、老朽化が深刻な問題となる中、効率的に保守・管理することがますます重要になっています。特に道路構造物(橋梁、トンネル、土工など)では、2014 年より近接目視を基本とする5年に1度の定期点検が「道路法施行規則の一部を改正する省令(平成26年国土交通省令第39号)」及び「トンネル等の健全性の診断結果の分類に関する告示(平成26年国土交通省令告示第426号)」で義務付けられていますが、管理者の維持管理費が削減される中で技術者の知見やノウハウなど高度な技術の維持継承が課題となっています。
これらの課題解決の一つとして、デジタル化への対応が挙げられていますが、現在その多くは対象となる異常や構造に対して単一センサデータの分析の活用が中心となっています。一方、保守現場においては様々な検査データの組み合わせを熟練者の知見で行っています。
このような社会課題に対し、東京都市大学の持つインフラメンテナンスの知見とNECの持つセンシング技術やAI技術を融合させることで課題解決を目指します。
本共同研究の概要
今回の共同研究は、NECのモデルフリー分析技術(注2)などのデータ分析技術開発の実績・ノウハウと、東京都市大学の橋梁や道路などの社会インフラ/構造物に係る設計/保全技術を組み合わせ、インフラ設備に対する異常予兆監視システムや劣化検知システムの開発・構築に取り組みます。
具体的には、社会インフラ保全のDX化に向けて、橋梁に関するデータの統合とAIによる異常検知、健全度診断などスマートインフラマネジメントを支える技術の研究・実証として、まずは巡回点検車に設置された高感度カメラや赤外線サーモグラフィカメラ、加速度センサ、マイクなどから収集されるマルチモーダルデータを統合的に分析することにより、健全性判定や⻑期劣化傾向などの状態を多角的に監視するAI技術の構築・検証を行います。また、橋梁に設置した汎用の光ファイバーによる振動データ計測による橋の構造パラメータの推定、交通状況の推定について検証します。さらに、センサ設置が不要なセンシング技術として衛星合成開口レーダによる橋梁モニタリングを活用し、近隣の開発工事に伴う既存橋梁への影響について検証を行います。これら橋梁に関する常時監視データと巡回点検車による収集データを組み合わせてインフラを統合的に監視する技術を開発します。
本共同研究における両者の役割
- NEC:AI技術を使った分析、東京都市大学による分析実施の支援、AIエンジンの提供
- 東京都市大学:橋梁・道路等の状態監視/メンテナンスに関する知見や課題の分析、点検車による分析データの収集・解析、実証フィールドの選定、役所・公団・コンサル会社との窓口。
両者は、今回の共同研究で得た実績やノウハウを活かし、2025年を目処に一般橋梁・道路向けに構造物の健全性判定およびインフラの統合監視を実現するスマートインフラマネジメントシステムの社会実装を目指して取り組んでいきます。(注3)
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202302/20230214_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
Source: NEC Corporation
セクター: IT
Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.
関連プレスリリース
NEC、SBTiからNet-Zero目標の認定を取得
2024年04月16日 14時00分
NEC、京王プラザホテルに顔認証チェックインを実現する「NEC スマートホスピタリティサービス」を提供
2023年08月09日 13時00分
富士通など、サイバーセキュリティの強化を目的に通信分野へのSBOM導入に向けた実証事業に着手
2023年08月01日 11時30分
NEC、磐田市と共同でアプリを活用して市民の健康づくりと地域活性化を目指す実証事業を開始
2023年07月31日 11時00分
NEC、企業と社会のサステナブルな成長を支えるESGの取り組みを公開
2023年07月14日 13時30分
NEC、沖縄本島と石垣島、宮古島と久米島を結ぶ光海底ケーブルの建設を完了
2023年07月13日 13時00分
東京電力・NEC・Hondaなど、分散型エネルギーリソースを活用した実証事業を開始
2023年07月12日 15時00分
NEDO・日本電気・富士通、ポスト5Gに向けた基地局装置間の相互接続性検証の大幅な効率化に成功
2023年07月12日 10時30分
NEC、国内IT業界で初めてとなるTNFDレポートを発行
2023年07月10日 11時00分
NEC、日本市場向け生成AIを開発・提供開始
2023年07月06日 15時00分
もっと見る >>
新着プレスリリース
UK advertising reports GBP36.6bn spend in 2023
2024年04月26日 18時30分
Internationally Renowned Botulinum Toxin Experts Join WizMedi Bio's New Botulinum Toxin Development Project
2024年04月26日 14時34分
スパークス・グループによる「宇宙フロンティア2号ファンド」の設立について
2024年04月26日 14時00分
トヨタ、2023年度 販売・生産・輸出実績を発表
2024年04月25日 16時16分
《"株のアルゴリズム取引"を個人投資家も実現可能に!》 株の自動売買アプリ「Trade Stand(トレスタ)」が 大幅アップデートを発表
2024年04月25日 12時00分
三菱重工、タイの超大型複合火力発電所プロジェクトでM701JAC形GTCCの7系列目が運転開始
2024年04月24日 14時30分
トヨタ・モビリティ基金、「自転車事故削減に向けた新たな官民連携のあり方」に関するシンポジウムを開催
2024年04月24日 14時00分
Honda、新型SUV「WR-V」受注状況について
2024年04月24日 10時00分
三菱みなとみらい技術館に「空・宇宙ゾーン」を新設、リニューアルオープン
2024年04月24日 10時00分
China Medical System: New Drug Application of Desidustat Tablets Accepted in China
2024年04月23日 23時06分
「富士通SX調査レポート2024」を公開、サステナビリティ経営成功のカギはデータ利活用
2024年04月23日 10時00分
富士通、世界初 形式の異なる企業のデジタルアイデンティティー証明書を変換する技術を開発し欧州データスペースへの接続実証に成功
2024年04月19日 10時00分
ランドクルーザー、新型車"250"シリーズを発売
2024年04月18日 15時00分
Honda、「N-VAN」を一部改良し発売
2024年04月18日 15時00分
三菱重工と日本ガイシ、アンモニア分解ガスからの膜分離水素精製システムを共同開発
2024年04月18日 14時00分
PAREMINAが革新的な抗老化ソリューションを携えて、Beautyworld Tokyo 2024でアジア初上陸を発表
2024年04月18日 13時45分
富士通とオラクル、日本市場におけるデータ主権要件に対応するソブリンクラウドの提供に向け戦略的協業
2024年04月18日 11時00分
トヨタの新スポーツメディア「トヨタイムズスポーツ」始まる
2024年04月17日 15時00分
Microex Launches Web3.0 Financial Trading Solution - Pioneering Innovation in Financial Technology
2024年04月17日 15時00分
エーザイ、抗てんかん剤「フィコンパ(R)」の注射剤を新発売
2024年04月17日 10時00分
もっと見る >>