TOPページ
|
英語
日本語
|
CONNECT WITH US:
ホーム
JCNについて
サービス
お問い合わせ
会員企業ログイン
*
ホーム
プレスリリース
2022年03月24日 11時00分
Source:
Value Research Center (VRC)
社会価値研究センター、ESGおよびサステナビリティに関する枠組みを統合した「新しい価値のモデル」を発表
京都, 2022年03月24日 - (JCN Newswire) - 京都にある同志社大学社会価値研究センター(VRC) は、モデルを提供することで企業の規模、業界、地域を問わず企業がこの問いに答え、その中で持続可能な未来を実現していく過程を支援することを目的に、2021年11月に設立されました。VRCは4つの手順に焦点を当てており、 (1) 25以上のESGおよびサステナビリティに関する枠組みを統合した「価値のモデル」の開発と検証、 (2) 「価値のモデル」と現在のESGおよびサステナビリティに関する報告慣習を超えた金融および投資の慣習との紐づけ、 (3) 分散データと人工知能を使用した受動的データ報告書の作成、 (4) 世界中の他の研究者や実践者との連携と議論を促進するための教育、トレーニング、アウトリーチプログラムの作成に取り組んでいます。
最初のステップとして、社会価値研究センターは2021年6月に「価値の評価」と題した最初のホワイトペーパーを発表しました。このホワイトペーパーでは、15の世界の主要なESGおよびサステナビリティに関する枠組みから357の影響力の測定を統合しており、企業が主要なステークホルダーに及ぼす価値の影響を客観的かつ透過的に測定および管理できるようにするための初期モデルの概要を説明しています。
このたび発表された2版目のホワイトペーパー 「責任あるビジネスのための価値モデル」では、6つの新たな枠組みから346の影響力の測定値を抽出し、初期の「価値の評価」におけるモデルに統合しています。このモデルには、新たに提唱された国際サステナビリティ基準審議会 (ISSB) の気候関連情報開示プロトタイプ、気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD) の指標、目標、トランジション計画に関するガイダンス、ストックホルム・レジリエンス・センターのプラネタリー・バウンダリー、UNDPの企業・事業体向けSDGインパクト基準、国際金融公社 (IFC) のパフォーマンス・スタンダード、Science Based Targetsの気候変動開示が含まれています。
社会価値研究センター長の須貝フィリップ教授は、「責任あるビジネスの取り組みを、ステークホルダーへの影響を測定・管理するための目標ベースかつ客観的で透明性のあるアプローチに集中させるために、私たちのチームは何百もの既存の影響力の測定を調査し、これらを27の共通テーマに整理し、規模や業界、地域にかかわらず、あらゆる企業がステークホルダーに生み出す価値を常に高めるために測定、管理、活用できる81の目標を設定いたしました」と述べています。
他のESGおよびサステナビリティに関する報告の枠組みと異なり、社会価値研究センターの価値のモデルはステークホルダーに対する実際の影響を調査し、それをもとに、ステークホルダーとともにより価値を生み出すための前向きな戦略策定に役立てることができます。 「私たちの調査したESGおよびサステナビリティ報告の枠組みの多くは、企業が影響に関する報告を行うという重要な第一歩を促進することに重点を置いています。」と須貝教授は述べます。「しかし、報告は最初の一歩に過ぎません。ステークホルダーに対する実際の影響を調査することが重要な理由は、単に報告するだけでなく、この情報を使って可能な限り高いレベルの社会的影響を生み出すことにあるのです」。
社会価値研究センターでは、現在企業のパフォーマンスの向上とそれに伴う社会的影響の改善を目指しています。アクィナス大学(ミシガン州グランド・ラピッズ)経済学名誉教授であり、社会価値研究センター運営協議会員の山崎正人教授は、 「社会価値研究センターの研究チームによる価値のモデルは、企業が直面する問題の根本的な原因を優れた評価ツールを用いて自動的に特定できるため、現在存在する他のどのサステナビリティに関するモデルや取り組みよりも高度なアプローチを提供しています」 と述べています。
「今日のサステナビリティへの取り組みに必要なのは、単なる報告だけではありません」 と社会価値研究センター運営協議会員であり、価値の創造に関する指導者でもあるクマール・アイヤー博士は述べます。「ESGの進歩は、主に”悪いことを少なくする”ことであり、基準や評価は、悪いことが少なくした者の中で最も優れている者を明らかにするだけなのです。しかし、多様な枠組みにおいてはブラックボックスといえるアプローチが多すぎるため、それさえもランダムになってしまいます。さらには、サステナビリティに関しては全く考慮されていないとも言えます。社会価値研究センターの価値のモデルは、単独評価が可能な客観的かつ定量化可能な指標に基づいています。価値のモデルは、社会的影響の創出に直結するという点で、他のサステナビリティに関する報告手法と一線を画すものであると言えます」。
このホワイトペーパーは、社会価値研究センターのウェブサイトから無料でダウンロードすることができます。
https://www.valueresearchcenter.com/ja/2022whitepaper
また、国際学術フォーラム (IAFOR) の議長兼CEOであるジョセフ・ホールデン博士は、3月25日(金) 午後5時~午後6時 (日本時間) に、社会価値研究センター所長の須貝フィリップ教授とホワイトペーパーの内容について議論します。このイベントは、大阪大学に新設されたESGインテグレーション研究教育センターと共同で開催されます。このウェビナーへの参加は無料で、こちらからご予約いただけます。
https://iafor-org.zoom.us/webinar/register/WN_vfQpb73hTbuqriLIKSioxA
社会価値研究センターについて
同志社大学は2021年11月に「社会価値研究センター」を正式に設立しました。この研究センターの目的は、(1)自らの組織、(2)株主、(3)顧客、(4)従業員、(5)取引先など関連企業、(6)地元地域社会、(7)地球環境といったステークホルダーに対する価値の創造や破壊の影響力の測定、監視、評価、報告する仕組みを研究・開発することです。
IAFOR研究センターについて
IRCは、大阪大学とIAFORの広範なネットワークを活用して、様々な国際的・学際的研究政策を育成するための研究センターを提供することを目的としています。
https://iafor.org/
ESGインテグレーション研究教育センターについて
大阪大学大学院国際公共政策研究科 ESGインテグレーション研究教育センター(ESG-IREC)は、持続可能な未来の形成に向けた企業のビジネス活動における望ましい「ESGインテグレーション」モデルについて、理論と実践の両面から研究・教育・社会連携を推進する機関です。
https://www.osipp.osaka-u.ac.jp/
Source: Value Research Center (VRC)
セクター: 金融, 環境, ESG, ビジネス, 代替エネルギー, ファンド, 教育, コンプライアンス, ローカルビジネス
Copyright ©2025 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.
関連プレスリリース
「Valuism カンファレンス 2025」開催決定(8 月 28 日〜29 日・ハイブリッド形式)
2025年08月19日 09時00分
Valuufy設立、持続可能なビジネスと投資の変革を目指す
2024年08月20日 08時00分
Global Innovation & Value Summit (GIVS) 2023 『ESGとともに前進:価値創造に向けたスコアリング』
2023年11月10日 08時00分
「精力善用・自他共栄」は価値創造の基本です。 智誠館道場館長・合気道黒帯8段の須貝圭絵氏、国連総会科学サミットで講演へ
2022年09月22日 16時02分
社会価値研究センターがEFRAGの欧州サステナビリティ報告基準草案に関する最新レポートを発表
2022年09月15日 10時00分
もっと見る >>
新着プレスリリース
富士通、Palantirとの戦略的なグローバルパートナーシップを強化し、企業における生成AIの業務実装と業務変革支援を加速
2025年08月19日 10時30分
「Valuism カンファレンス 2025」開催決定(8 月 28 日〜29 日・ハイブリッド形式)
2025年08月19日 09時00分
米国株式アクティブ残高10年連続世界No.1ティー・ロウ・プライス[1] 日本法人が既存追加型株式投資信託に「毎月決算・予想分配金提示型」ファンドを新規設定
2025年08月15日 17時15分
アリックスパートナーズ、「2025 年アジア版ターンアラウンド & リストラクチャリング調査」を発表
2025年08月14日 11時00分
Intervision'25 International Music Contest to Take Place: Michael Jackson's Descendant Expected to Participate
2025年08月10日 22時00分
DAESHIN MC Targets Singapore Market with Smart Cleaning Solutions at 'BEX ASIA 2025'
2025年08月08日 11時00分
三菱重工サーマルシステムズ、ニュージーランドの「People's Choice Award」を受賞
2025年08月07日 11時45分
米アンソロピック、日本法人の代表執行役社長に東條英俊を任命
2025年08月07日 07時15分
Luxren Capital Rolls Out High-Performance Mobile Trading App for Global Users
2025年08月06日 18時00分
iFex Capital Launches Major Mobile Trading App Overhaul to Meet Surging Demand
2025年08月06日 17時00分
富士通、データドリブンで進めるHRBP活動による人的資本経営の実践をまとめた「CHRO Roundtable Report 2025」を発行
2025年08月06日 10時30分
三菱重工、豪州次期汎用フリゲートの共同開発・生産について発表
2025年08月05日 15時00分
Atlas Lithium、ネベス・プロジェクトにおける確定的実現可能性調査を完了 IRR145%、11か月で回収可能と推定
2025年08月05日 10時00分
Atlas Lithium's Neves Project Completes Definitive Feasibility Study Estimating 145% IRR and 11-Month Payback
2025年08月05日 01時08分
三菱UFJ銀行と富士通、健康予防領域の社会課題解決に向け協業
2025年08月04日 10時30分
Michael Owen Becomes the New Face of GK8: Fastest Growing iGaming Brand
2025年08月03日 15時00分
Risetcar's driverless taxis are performing well in the US, with Jakarta operations set to launch soon
2025年08月02日 22時00分
Kuvi.ai Launches Private Beta of Agentic Finance OS with Seed Round Led by Moon Pursuit Capital
2025年08月02日 12時30分
2025年大阪・関西万博においてクィーンズランド州が 航空業界の脱炭素化に関する画期的な取組を発表
2025年08月01日 19時00分
2025 年大阪・関西万博でクィーンズランド州がグローバル教育を強力に推進
2025年08月01日 19時00分
もっと見る >>